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降下煤塵調査 ~新日鉄住金広畑製鉄所周辺~

 昨日まで長野~富山~金沢を建設常任委員会で視察。

 9日は、「しんぶん赤旗」早配~森ゆき子市議と姫路駅宣伝からスタート。その後、新日鉄住金広畑製鉄所周辺で、周辺住民への聞き取りも含め、降下煤塵(ばいじん)調査。

 金田峰生・党国会議員団兵庫事務所長、藤本洋・元市議らと、製鉄所直ぐ北側にある市営テニス場周辺を調査。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 製鉄所直ぐ北側にある市営テニス場で子どもが試合や練習をしている保護者からは「試合で神戸、西播方面へ行くけれど、ここのテニス場は半日もテニスをすればボールが真っ黒になるので取り替えなければならない」、製鉄所北側にあるクリーニング屋さんは「以前よりはましになったけれども今でも南風の吹く季節には洗濯物や床が黒くなる」などの声が寄せられました。

 平成17年に藤本洋・当時市議(共産)の議会での指摘によって降下煤塵問題が明るみになり、新日鉄広畑製鉄所は煤塵の排出元が自社であることを認め、防じんネット・集塵機・散水車など50項目にわたる恒久対策を実施しました。姫路市は平成20年に、降下煤塵量の目安値を定めましたが、未だに南風の吹く季節には目安値を上回っています。

 今も製鉄所周辺住民は煤塵問題で悩まされています。先日発行した県政報告「じょうかまち」でも書きましたが、兵庫県は広畑港でのバラ貨物(梱包していない貨物の事・例=酸化鉄・石炭・セメント・砂などなど)拠点化を図ろうとしています。製鉄所を排出元とする降下煤塵問題が未だ解決されていない中で、さらなる悪臭・粉じん舞い散るバラ貨物拠点化など認められません。

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