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夢前産廃問題

9月1日夢前町pta総会

夢前公民館で開かれたpta総会によんで頂きました。

私の手違いがあり、説明も大急ぎとなり資料説明もできませんでした。参加されたかた申し訳ありませんでした。

西側の谷(菅生川)の方がおっしゃるには「あまりに情報が少ないし、西側ではそれほど関心ももっていない。すでに地元が押印し、処分場はできるものだと聞いた」と。

お話する時間がなかったのでこの場でお応えさせていただきます。

産廃の施設設置許可を得るには

①産廃施設設置許可。許可権をもっているのは姫路市。

②林地開発の許可。(本件では林地を開発して処分場を建設するため)許可権は兵庫県です。

上記2つの許可を得るためそれぞれ法律の手続きに沿って進めていかなければなりません。

現在①についてはまだ申請さえもされていません。法律の手続きに入る前にクリアをしなければいけない姫路市施設設置要綱上の手続き最中です。

要綱の手続きについても、当初要綱手続きを進めていた成臨興業が要綱手続中に夢前興産へと法人名を変え、埋め立て容量も480万㎥から520万㎥へと変更されたため、市側は「原則もう一度事前手続きからやり直し」という見解を議会で答弁しています。

つまり住民説明会も含めもう一度ふりだしからやり直しということです。

②については、県の要綱手続きが終了し、法律上の申請がされましたが現在は事前審査の段階で止まってしまっています。

事前審査で止まってしまっているのは恐らく姫路市施設設置要綱の手続きが進む気配がないので事前審査で足踏みをしているものと思われます。

①と②は一体で進めなくてはならないものなので市の要綱手続きが完了しない中、県の林地開発だけが先行するのは考えられません。

従って「もう処分場ができるのは決まっている」というのは事実と異なります。

住民の皆さんに正確な情報と、産廃処分場の実態を知って頂くためにさらに報告集会を開催していきたいと思います。

ご要望があればどこへでもお伺いします。

 

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2件のコメント

  1. 夢前町の産廃問題にご尽力いただき、本当にありがとうございます。私は今まで市政については議員や市長に任せきりでした。が、今回の産廃問題でそれこそが誤りで、この産廃問題を早期解決できなかった原因だったと深く反省しています。特に姫路市に統合されてからは、市が計画展開する夢前町の在り方と住民の思う夢前町の在り方にズレが生じ、そのズレは縮まるどころか大きくなるばかりのようです。無関心では済まされません。住民はもっと自分たちの生活を主体的に考え、求める生活のイメージを、声を上げ訴えて行かなければいけません。その声なくして議員さんは何を根拠に行政に疑問を投げかけるのでしょう?住民のために活動されている議員さんにとって、住民の声こそが何よりの支え、原動力でしょう。市政を市長や議員さん任せにするのではなく、その市長や議員を支えているのは私たちだという自覚と責任を持って行動することが大事だなと痛感しました。
    それを教えてくださったのは入江議員です。ありがとうございます。何度も何度も説明会を開き、住民に奮起するよう訴えておられる姿勢には尊敬の念を覚えます。
    入江議員といっしょにあきらめず頑張り続けたいと思っています。これからも、どうかよろしくお願いいたします。

    by 自然が大好き — 2012年9月3日 6:04 AM

  2. ありがとうございます。私にはもったいないお言葉です。
    私自身、今回の夢前問題で本当に多くの事を学ばせて頂いております。
    まだまだ未熟者で失敗の連続です。住民の皆さんと共に失敗から学び知恵を出し合い励まし合いながら頑張っています。
    激励メール本当に力になります。ありがとうございました。

    by 入江次郎 — 2012年9月3日 19:15 PM

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