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①兵庫11区 白髪みどりさんと市役所前からスタート②議会質問 姫路市産廃行政について

①今朝は、白髪みどりさんと市役所前宣伝からスタート。

宣伝後、右から杉本県議、白髪さん、谷川、入江両市議

維新の会を先頭に公務員攻撃が盛んに行なわれています。姫路市でも行政改革の名のもと公務員削減、給料の引き下げ、公務労働の民間委託、非正規化が急速に進められています。

 平成17年度から平成21年度までの行政改革によって、姫路市職員数は300名削減されました。26年度末までにさらに100名の削減を計画しています。職員を削減した分の業務は、民間委託、非正規化、職員の過重負担へと転化されています。姫路市職員の3~4分の1は非正規職員となり、その時間給は県下自治体でも最低の700円台。窓口で市民に接している大半は非正規職員です。幼稚園や保育所にいたっては半数以上が非正規で6ヶ月ごとの契約更新を繰り返しています。市役所で働く非正規職員は地公法の制約があるため民間でのアルバイトも許されていません。自治体ワーキングプアーといわれる所以です。役所が率先してワーキングプアを作り出しています。職員給与も、この6年間で平均年収が680万円から614万円へと約10%、66万円減少しています。公務員の給与同行は民間にならう事になっていますが、地域の中小企業などは公務員の賃金動向も参考にしています。民間と公務労働者の賃金引下げの悪循環です。

職員給与の引き下げ、人員の削減は、職員のモチベーションにも大きな影響を与えています。行革前の平成16年度と行革後の平成22年度を比較すると、年間総残業時間は約41万時間から52万時間へと約2割ふえています。増加した残業代は、削減した300人分の賃金額相当額とほぼ同額です。
メンタルが原因による職員の休職者数も行革前には7人だったものが、行革後には24人と3倍以上にもなっています。
また、この5年間、職員による不祥事も多発しました。
不祥事の要因は、個人の資質によるものもありましたが、職員が抱えている悩みやトラブルを上司や同僚に相談することができず、結果的に不祥事に至ったというケースも報告されており、人員削減による業務の多忙化が職員間のコミュニケーションを希薄化させ、職員同士の信頼関係構築にも大きな支障を来しているように思います。
この5年間の人員削減は、職員にとっては過剰な負担となっており、その上に連続した給与削減では、職員のモチベーションにも大きな支障を来すことになります。このような状態で心のかよった住民奉仕の仕事ができるようには思えません。

公務員vs市民という関係をことさら演出する政治では本当の地方自治は築かれません。 国民の悪政に対する批判を公務員攻撃に転化しているようにしか私には見えません。悪政の大元は財界、アメリカいいなりの政治にあることを強く訴えていきます。

②姫路市産廃行政について

28日から姫路市議会が開会されました。今日は本会議質問の通告締切日。以下の項目で質問します。画面をクリックすると文字が大きくなります。

 

質問日は9日か12日になると思います。①でも述べましたが、職員不足は産廃処分場検査にも支障を来たしています。産廃処分場の監督行政が十分に果たされているのか等、質していきます。質問日時決まり次第、ブログ上でもお知らせします。

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2件のコメント

  1. 頑張って下さい!
    応援してます!

    by 原浩一 — 2012年12月2日 19:31 PM

  2. 原さんいつもありがとうございます。頑張ります!

    by 入江次郎 — 2012年12月2日 22:32 PM

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