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読書。

すこし時間ができそうなので、読む本を詮索。3冊をピックアップ。

左の2冊は、つい先日、国土研の米倉さんから送って頂いた書籍。ごみ問題の住民運動を詳細な記録でまとめた書籍です。運動の多彩な形態がまとめられており、何よりも住民自身が徹底した学習と調査を繰り返し積み重ねている事が伝わります。運動のスタート地点である「ゴミ問題」とは?というそもそも論から住民議論がスタートしています。今後の様々な住民運動の参考になればと読んでいます。そういえば、米倉さんにまだお礼を言ってませんでした・・この場を借りて。米倉さんありがとうございました。

右端はエンゲスの書いた「フォイエルバッハ論」。科学的社会主義の古典です。いいかっこをしようと思って紹介している訳ではありません 笑 マルクス・エンゲルスの書籍は自らの世界観を確立する上で大変刺激を受けます。いわば哲学書です。ただ、難解・・布団に入って読んでいると、いつも上から落ちてきます。「古典を繰り返し読みなさい。新しい発見が必ずある」といつも言われていますが、僕の頭ではなかなか難解な書籍です・・。ただ、日常的に繰り返し読む事を心がけています。それと、選挙中に「共産党は共産主義社会への展望を隠している」と言われたので、あえて紹介しておきました。日本共産党は未来社会論として共産主義社会への移行を国民同意のもと進めていく事を展望しています。日本共産党の綱領にもはっきりと明記しています。隠しているつもりなど全くありません。ただ、多くの方が誤解しているソ連や北朝鮮が自称する社会主義、共産主義ではないことも古典を読んで頂ければご理解頂けると思います。私達の目指す未来社会論は、人による搾取のない、人間の持つ個性が最大限開花し、自由と民主主義と人権が何よりも大切にされる社会です。

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2件のコメント

  1. いえいえ、隠してるとは言ってませんてば。
    もっと積極的に共産主義を主張すべきだ、と言っております。
    現実の細々したことだけでなく、共産党の理想とする共産主義社会を説くべきだ、と言っているのです.

    by おのじゅんいち — 2012年12月20日 23:11 PM

  2. 小野さんありがとうございます。自分達が描く未来社会論をもっと理解してもらうべく積極的に訴えて行かなければいけませんね。ソ連や北朝鮮で社会主義、共産主義が失敗したと多くの人に思わるほどマルクスに気の毒な事はありません・・・笑

    by 入江次郎 — 2012年12月20日 23:48 PM

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