平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
お昼から時間ができたので、雪彦山に行きました。13時10分に登山口をスタートし14時20分に大天井岳山頂に到着しました。僕の足なら休憩なしでだいたい70分位という所です。
途中、展望台から大天井岳を望む
山頂より。天気があまり良くなく遠方は霞んでいますが、右手一番奥に見えるのが、先日私が登ったばかりの明神山です。
岩盤に見られるこういう物を、層理面、節理面、セン断面などの地質分離面というのでしょうね。国土研の指摘では、こういう地質分離面が水みちとなって産廃処分場の汚水が処分場外へ漏出することを指摘しています。
15時50分下山。先日購入したばかりのzamberlan登山靴の初卸しでしたが、軽くて履き心地も良かったです。
2010年に廃校となった山之内小学校。山之内~雪彦山間の神姫バス路線も同じく2010年に廃線となりました。後ろは植林されることなく放置されたままの森林。
切捨て間伐材が放置されたままの森林。
日本では、国策によって1950年~60年代にかけて大量のスギやヒノキが植林されました。しかし、その後輸入規制の徹廃によって大量の外材が輸入されることになりました。その結果、国内木材価格が低下し、林業労働者の減少、森林所有者の林業意欲低下によって森林の管理がされなくなり山が荒廃しています。
2009年に佐用町を襲った台風9号では、森林に放置されたままの切捨て間伐材が集中豪雨によって土砂崩れと共に大量に河川へ押し流され、橋脚に引掛かり川の流れを変え想定外の被害をもたらしています。私の住む、姫路市南部下流域でも集中豪雨による河川氾濫が毎年の様に相次いでいます。集中豪雨の度に、河川の掘削、堤防のかさ上げ、排水ポンプなどの増強などがされています。勿論こういった対策も大事です。ただ、私はより根本的な、森林の持つ保水能力を高める施策が大変大事だと思うのです。姫路市面積は5万1千haです、その内3万1千haが森林面積でその内の4割にあたる1万2千haがスギやヒノキなどの人工林となっています。市域の約2割を占める人工林の保水能力を高める事こそ集中豪雨対策の根本的解決の一つになると思うのです。上記では切捨て間伐材を例にあげましたが、実態は間伐さえされていない山が圧倒的です。間伐のされていない森林は下草が生えず地面に根を張らないため保水能力も弱く土砂崩れも起こし易くなってしまいます。また昨今問題となっている鳥獣被害についても、人が山に入らなくなり山の管理がされなくなったために鹿などが人間との境界線が解らなくなっているという指摘もされています。これまで、私達日本共産党姫路市議団は、夢前、安富森林組合の皆さんと意見交換も重ね、市議会でも繰り返し森林対策の提案も行ってきました。姫路市は24年6月に「姫路市ふるさと100年の森構想」(下写真)を策定し現状、課題をまとめています。森林の持つ多面的機能 を復活させ、次世代に引き続ぐ事が大きな課題です。林業の再興は過疎化対策にもつながります。国も巻き込む国民的な議論が必要です。今後も提案し議論もしていきたいと思います。長々と失礼・・・
24年6月に策定されて「姫路市ふるさと百年の森構想」。なかなかいい事を書いています。ご一読をお勧めします。
最後は雪彦温泉に入って帰ってきました。
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お疲れ様!今日は登山日和やったね(^_-)
荒神山は、とんとでした、
餅たべに来たら良かったのに(^_-)-☆<(_ _)>
by はら浩一 — 2013年1月14日 0:44 AM
ありがとうございます。そういえば、山之内でもとんどしてました。
by 入江次郎 — 2013年1月14日 1:06 AM