ブログ

「山崎断層で震度7を観測」 広域合同防災訓練

1日。姫路市夢前スポーツセンターで兵庫県・播磨広域・姫路市合同防災訓練が、兵庫県下21市の自治体、県警、自衛隊、病院、学校、運輸・通信など113機関と、地元住民の協力よって開催されました。

訓練想定は、「山崎断層帯が発生し、姫路市内で震度7を観測」というものです。

実践さながらの迫力満点の訓練でした。参加者の皆さん大雨の中、本当にお疲れ様でした。

三木市から岡山県まで、兵庫県南西部を斜めに貫く巨大活断層「山崎断層」は、868年の播磨国地震以来、M7級の巨大地震は起きていません。しかし兵庫県は、「最悪の場合」の想定として「M8.0、死者4千人、負傷者3万人、全半壊20万棟、地震の影響範囲は姫路市など播磨全域から神戸、阪神間25市町にまで及ぶ」としています。国の最新の長期評価では30年以内の地震発生確率は「0.01%」と下方修正されましたが、8月に「その時何が、山崎断層大地震」と題して長期連載を掲載した神戸新聞は「油断こそ最大の敵、阪神・淡路大震災、東日本大震災で私たちは思い知らされた」と締めくくっています。姫路市でも東日本大震災以降「地域防災特別委員会」が新たに設置され、改めて地域防災対策の見直しがされているところです。今日の防災訓練も参考にしながら、私自身、委員会の一員として姫路市防災対策に知恵と力を尽くします。

 

トラックバック

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。