平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
19日。姫路市議会決算委員会が開催されました。
兵庫県廃棄物処理計画では、年間廃棄物排出量が1000t以上の事業者を多量廃棄物排出事業者として、廃棄物の処理計画と実績報告を義務つけています。処理計画とは、平成19年度を基準年に平成32年度を目標年として、廃棄物排出総量をどれだけ減少させ、その内のリサイクル量、減量化量をどれだけ増やし、そして最終処分量をどれだけ減らすかの目標を立てることが多量排出事業者には義務付けられています。
姫路市では、不適正処理で書類送検された山陽特殊製鋼をはじめ約40社が多量排出事業者に指定されています。つまりこの40社には処理計画と、年度毎の実績値の公表が義務つけられています。
兵庫県内の産業廃棄物排出総量は2300万トン、その内の姫路市多量排出事業者の廃棄物排出量は469万トンとなっています。これは神戸市370万トン、尼崎市301万トンを上回って県内の自治体としては一番の廃棄物排出量です。今日の決算委員会で、姫路市内の各企業毎の処理計画目標と実績値の開示を求めましたが、姫路市当局は「今は手元になく答えられない」という答弁だったので、後日の提出を求めました。
産廃問題の根本解決は、最終処分場を建設させない事だけではないと私は思っています。産廃問題の根本解決は多量排出元事業者が、廃棄物排出総量を徹底的に減らし、尚且つ、リサイクルと減量化を同時にすすめ最終処分される廃棄物を限りなく減らして行く事です。ここにこそ産廃問題の根本解決があると私は思っています。姫路市内の各企業ごとの廃棄物排出総量、リサイクル量、減量化量、最終処分量を企業名を公表してブログでも公開していきます。今後、多量排出元事業者に徹底した廃棄物排出抑制を指導・強化するよう姫路市に求めていきます。
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