平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
26日、辰巳孝太郎参議院議員を招いての国会報告会が姫路市自治福祉会館で開催されました。
辰巳議員の報告会での内容、話しぶりを聞いて身内ながら本当にいい国会議員を輩出したなと言うのが私の率直な感想です。私も党内議員の中では若手と言われていましたが、辰巳議員は私より3才年下の37才、東京の吉良よし子参議院議員が31才?など、共産党参院選躍進の象徴ともなった若手の活躍に私自身もいい刺激になっています。
報告会では、辰巳議員の自己紹介として共産党への入党のきっかっけからから始まり、国会での裏話、特に力を入れて取り組んでいるブラック企業対策についての話がされました。ブラック企業問題では、若者を肉体的にも精神的にも追い込み、すり潰し使い捨てる実態などが報告され、その背景にそもそも労基法そのものに問題がある事が指摘されました。日本の労基法では36条協定を使用者と労働組合が締結すれば事実上残業時間の上限が無制限となる仕組みになっています。厚労省は月の残業時間80時間を過労死ラインとしていますが、名だたる大企業の多くが月80時間を超える残業時間上限を36条協定で定めています(下表)。
「しんぶん赤旗」1月4日付
日本の労働者が世界一の異常な労働時間の下で働いている大元には労基法にそもそもの原因があります。姫路市内に事業所を置く大企業でも過労死ラインを超える残業協定が結ばれています。国会の活動、地域の労働運動とも連帯してブラッツ企業対策に取り組んでいきたいと思います。
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