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「エコパーク網干爆発事故裁判」姫路市、裁判所の和解案に応じず

エコパーク網干爆発事故から約4年が経ちました。しかし、爆発事故の被害者は未だ社会復帰できていないばかりか、事故補償さえされていません。発注者である姫路市と、施工業者の神埼組の間では、お互いが責任は無いと言い張り被害者救済を放棄しています。先月28日、裁判所は「とりあえず被害者への補償を行い、姫路市と神埼組の負担割合については、今後の協議で決める」という和解案を提示しましたが、姫路市は今回の期日までの和解に応じませんでした。姫路市がやるべき事は一刻も早い被害者補償です。

爆発事故によって顔面やけどを負った被害者(ご家族の了承を得て掲載しています「日本共産党市会報告より」)

 日本共産党の大脇和代市議は、エコパーク爆発事故直後に独自で被害者の入院する病院を探し出し、一人一人をお見舞いしながら事故当時の聞き取りを行いました。大脇市議は「怒鳴りつけられるかと心配だったが、事故当時の様子を容態が悪い中、皆さん語ってくれた」と言います。なかなかできる事ではありません・・身内ながら大脇市議は本当にすごい人だと思います。その後、大脇市議らは被害者と共に「被害者の会」を立ち上げ姫路市に事故補償を求めてきましたが、姫路市は「姫路市に責任はない」と言って何ら事故補償をしていません。やむなく被害者らは、姫路市と神埼組を被告に事故補償を求める訴訟を起こしました。2月10日から、いよいよ原告らの本人尋問(下記チラシに案内)が始まります。多くの方の傍聴をお待ちしています。

 

 

 

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2件のコメント

  1. 廃棄物処理関係の専門家です(技術士;衛生工学・建設・環境)。網干埋立処分場は昭和50年代後半から廃棄物の海面埋立処分場の一つで有名でした。跡地利用にあたって地下に廃棄物が存在することを告知し、適切な対応を講じることは市の責務のはずですが、まだ損害賠償もされていないことに驚きです。
     愛知県下でも廃棄物埋立跡地が住宅地になり、硫化水素臭で大問題になりかけています。訴訟準備が始まっており、廃棄物処理法上の問題、関係者の責任及び原因などの支援をしています。もう少し情報をいただけないでしょうか?

    by 鍵谷 司 — 2014年5月24日 15:04 PM

  2. 情報提供了解しました。ただ、エコパーク爆発問題では、共産党の大脇市議が当初から関わっており、私は踏み込んだ事までは申し訳有りませんがわかっていません。欲しい情報とご住所、電話番号を教えて下さい。個人情報はブログ上には掲載しません。

    by 入江次郎 — 2014年5月24日 20:52 PM

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