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党市議団行政視察

日本共産党姫路市議団は7月1.2.3日と福岡県、佐賀県へ行政視察に伺いました。

1日、埋め立て地に建設され、メタンガスの発生によって爆発事故を起こしたエコパーク網干の爆発事故後の対策委員にもなっている福岡大学教授・松藤康司教授を福岡大学にお訪ねしました。福岡市は福岡大学と連携し、過去に埋め立てがされ嫌気性状態となっている埋立地に空気を入れる事によって準好気性状態にし、埋立地を有効活用しています。準好気性状態となった埋立地で貸野菜農園なども行っています。「福岡方式」として発展途上国にも技術指導をしているとの事です。

準好気性状態となった埋め立て地を公園として活用。写真は、精力的にご説明して下さる松藤教授。

福岡市の一般廃棄物処理場。処分場は、高台から誰にでも見える状態になっています。

2日。福津市による男女共同参画の取組みを視察。福津市では「男女がともに歩むまちづくり基本条例」を制定ししています。福津市の入札業者に対して、男女共同参画の取り組みの報告を求め入札評価の対象にするなどの徹底ぶりです。

午後からは八女市へ。八女市では建築技術の継承や伝統的な町家を保存するため、NPO、専門家、行政が一体となって伝統的町家や古民家を活かしたまちづくりを行っています。これまでも古民家をなどを活かした街づくりを行っている行政を視察しましたが、どこでも例外なく発起人は地元の町衆の熱い想いと行動力が行政を動かしています。

町家を活かしたカフエ。

3日、武雄市へ。武雄市の図書館はTUTAYAとスターバックスが入ったカフエダイニング式の図書館。5万人の街で年間来館者数92万人、貸し出し利用者数は17万人。名物市長の強引な行政手法には様々物議を醸していますが、図書館への市民評価は極めて高い結果が出ています。視察当日も市長自らが熱心にご説明してくださいました。市長は1日1冊は必ず本を読むという読書家という事です。早速、市長の著書「沸騰!図書館」を購入させて頂きました。PS…詳しい視察報告は「市議団ニュース」でご報告します。

武雄市図書館内。特別な許可を得て撮影させて頂きました。

 

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