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赤穂福浦産廃処分場建設計画・国土問題研究会報告会

19日午前、姫路労働会館で全労連加盟「西播地域ユニオン労組」の定期総会が開催されました。結成当初から約17年にわたり執行委員長を務められた、より梅委員長が副委員長に退かれ、後任として大西新委員長が選出されました。「西播地域ユニオン労組」は、一人からでも加入できる労組として、西播地域の組織化されていない労働者にはなくてはならない存在であり、これまでおそらく数百件の駆け込み労働相談を扱ってこられたと思います。私も団体交渉の場などにも同席したことがありますが、どんな相手であれ淡々と理詰めで追い詰める「より梅節」は見事なものです。私も組合員の端くれですが、大西新委員長のもと労働者の要求実現のため微力ながら力を尽くします。

19日午後、赤穂市民会館で、赤穂福浦産廃処分場計画予定地の調査報告会が行われました。報告者は夢前産廃計画でも大変お世話になっている国土問題研究会です。下図は処分場計画地のルートマップですが、断層の働きによって地盤がずれているのが一目瞭然です(赤色部分)。断層破砕帯の幅は最大で4mにもなります。報告者は「博物館にもっていって標本にしたいような断層」と言われていました。「全国都市清掃会議」の指針では、地質・地層とりわけ断層上でのリスクについての指摘がされていますが、全ての条件に適していない事が国土問題研究会の報告で明らかになりました。計画地が産廃処分場として不適格である事は明確です。

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