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竹嶋健治弁護士 永眠

20日、竹嶋健治弁護士が亡くなられた。65歳。ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。あまりにも突然の訃報にただただ愕然としました。今月6日には、姫路駅前で恒例となっている「戦争する国づくり許すな。はりま共同行動」でもお元気にマイクを握っておられただけに・・。竹嶋先生は平和・民主主義・人権問題など西播地域一体の革新運動で文字通り中心的役割を果たされ、私にとっては大きな存在であり、皆が誇りとするような存在でもありました。直近では日本共産党姫路市議団への名誉毀損訴訟、エコパーク爆発事故の被害者補償などでもご尽力いただきました。こちらから話しかけるといつも笑顔で接して下さり、楽観的で気負ったところが無く誰に対しても分け隔てなく接するのが竹嶋先生のスタイルだった様に思います。宮ヶ谷産廃処分場での不法投棄問題では、私にとって非常に大きな存在であった竹嶋先生から「入江さんよく調べたね」と褒めて頂いたことが嬉しくてたまりませんでした。今日のお通夜では、喪主を務められた奥様が「19日の朝、脳出血で突然倒れ。翌20日の午前8時59分に永眠。本人が一番驚いていると思います」と、ご挨拶をされました。竹嶋先生らしくお通夜のバックミュージックはビートルズ、遺影は登山にでも行った時のものでしょうか美しい山を背景にフリーズを着用し、いつもの優しい笑顔。リュックサックを背負い無精ひげを生やした先生が今でもどこかを歩いているような気がしてなりません・・。悲しくて残念です・・。西播地域の革新運動を担っていく一人として先生のご意志しっかり受け継ぎ頑張ります。これまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。竹嶋先生、猫の「おこげ」と安らかにお休み下さい。

「播州平野」姫路総合法律事務所発行より

吾輩の猫である。弁護士 竹嶋健治こと猫目葬式

 吾輩の猫である。名前は「おこげ」。どこで生まれたか知らないけど、昨年9月18日、死んでしまった。15年4か月生きて、腸に腫瘍ができ、腹水が溜まって、末期の水に小さな声で「ニャン」と呟いて、この世におさらばしたのである。
 鼠をとろうが、雀を押えこもうが、蝙蝠を叩き落そうが、可愛いやもりの尻尾を切って障害虫にしようが、許してもらえる我が家の人気者であった。何かとお小言を頂戴する私とはえらい違いであった。
 小さな籠に花を散りばめた中で、眠るように目を閉ざした「おこげ」を見ていると、一匹業火に曝すのはあまりに痛ましい。抱きかかえて一緒に逝ってやりたいという妄想さえ湧き上がる。
 私は輪廻を信じないが、街を歩いていて野良猫に「おこげ」と声を掛ける。ひょっとして、ニャンと鳴いてついて来る猫がいるんじゃないかしらんと思いながら。
 次の猫も15年生きるとなると、私が80歳になるまで、一緒に暮らすことになる。そして、今度こそ、一緒に燃やしてもらえるかも知れない。いや、そう願いたいものである。
 しかし、当分は、猫が「おこげ」です、と名乗らない限り、一緒に生活はできそうもない。

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