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住民相談

選挙後、新しい党県議団の会議で県庁へはちょくちょく行っていましたが、20日は初めての公務で県庁へ。正確に言うと、私の任期は6月11日からなのです。阪神淡路大震災時の年に4月の統一地方選挙ができず条例で選挙を6月にずらしたのですが、その状態が現在も続いています・・。

20日は、この間大問題となった政務活動費の新人議員研修会が県庁で開催され出席してきました。野々村事件以降、政務活動費支出の厳格化が条例で定められましたが、研修会での説明を聞いていると当然の事ばかりです。これまでの県議会がいかに県民感覚と乖離していたのかと思う事ばかりです。さらなる改革に力を尽くします。

議員が駆け抜け、すっかり有名となった議会入り口の坂を登って登庁。

神戸までの登庁のために初めて買った「ICOCA」。

今週もたくさんの住民からの相談が寄せられました。

・・川河川敷に不法投棄の情報。住民、事業者、県砂防課立ち合いのの下で掘削作業を行いました。。掘削した土は分析機関に提出して有害物質が含まれていないかどうかの分析を行います。

かんがい用井堰に土砂が堆積しているので取り除いて欲しいという相談。県河川課、土地改良センター、市農政整備課へ相談。県の見解は河の断面面積が土砂で3割以上埋まらないと掘削はしないとのこと。市農政課の見解は、土砂の浚渫作業には土地改良補助金は交付できないとの事・・。困った・・。

県発注の八家川排水機場土木工事へ。積算時の労務単価がここ数年3割以上高騰しているにもかかわらず、現場の労働者がじっさいに受け取っている賃金は全く上昇していません。若者の建設業への入職者は激減しています。求人は5年前に比較すると2倍近く増えていますが、求人に対する就職者の割合(充職率)は4割程度にとどまっています。若者が建設業に入職しない理由は賃金の低さなど労働条件が他産業と比較してあまりにも劣悪な事です。今日は、現場の職人が実際に受け取っている賃金の聞き取り調査を行いました。公契約条例の制定が必要です。報告は6月議会で・・。

アスベスト解体工事現場であるにもかかわらず、シートでの囲いが隙間だらけという相談。現場に行ってみると、なるほど納得の隙間だらけ・・。明日、市環境政策室へ。

その他にも、奨学金を元金170万円借りたけれど、利息と延滞金で400万円に・・とても返せない。という相談。これは制度的な問題が根本にあります。日本の奨学金は世界でも例がないような高額な貸与型となっています。日本の学生は就職と同時に巨額の借金を背負うことになります。ほとんどの先進国では貸与型ではなく給付型が主流です。日本共産党は給付型奨学金への声明を発表しており、国会でも繰り返し貸与型から給付型への奨学金への転換を求めています。返済問題で日本学生支援機構に電話するも、債権回収は民間委託されており、機械的な対応でで冷たい事・・。弁護士にも相談しながら解決を目指します・・。

今日の夜は、「夢前町の自然を愛する会」の定例会へ。4月の任期で自治会長さん達も変わり、愛する会の役員改選も本日行われました。私の後任として、夢前産廃問題で姫路市との窓口になるのは苦瓜かずしげ市議です。今日は苦瓜市議も定例会に参加しご挨拶させて頂きました。県会・市会力合わせて頑張ります。今後ともよろしくお願いします。

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