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赤穂産廃計画 西播磨県民センターへ

これまでもご報告してきましたが、赤穂市の3箇所で産廃最終処分場設置計画が進められています。計画されている3箇所の処分場合計処理能力は500万㎥にもなり、現在全県で稼働している13箇所の産廃最終処分場処理能力に匹敵します。

今日は、日本共産党国会議員団兵庫事務所長の金田峰生さん、赤穂市議の小林、川本両市議、「赤穂の環境を守る会」の皆さんらと上郡町光都にある中播磨県民センターへ行き、県当局への聞き取り及び問題事項などを指摘してきました。

それぞれ建設計画手続きについては「事前協議」→「条例手続き」→「廃掃法手続き」と、進んでいきます。それぞれの手続き進捗状況については①福浦処分場計画は「条例手続き中」で、事業者が住民説明会で説明した内容について、住民から事業者に対して意見書が提出されています。しかし、約2年間にもわたり事業者側から住民意見に対する見解書は出されていません②西有年処分場計画地では「事前協議中」ですが、事業者らは地元住民・権利者らへの根回しを着々と進めています。③上高野処分場計画地では、すでに「廃掃法手続き」の最終段階に入っており、県本庁の判断待ちというところまで進んでいます。

それぞれの計画地ではそれぞれ問題を抱えており①については巨大な断層破砕帯の真上に位置し、住民側からの意見書に対し事業者は見解を示せない状況にあります。②については・・・秘密③については県本庁の判断待ちというところまで手続きは進んでいます。しかし、当該処分場計画の類型は安定型処分場であり、計画地下流1・6kmには飲料水を取水する浄水場があります。安定型処分場建設計画については、条件はそれぞれ異なりますが過去の裁判判例では浄水場が下流にあることを理由に建設差し止め判決が数多く出されています。さらに事業者の適格性についても現在調査中です。いずれにしても、住民運動と世論が決定的な役割を果たすことは間違いありまん。引き続き住民の皆さんと力合わせて産廃計画が廃止されるまで力を尽くします。

兵庫県当局と意見交換

上郡町光都にある中播磨県民センター

 

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