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台風の去った後

 台風11号が過ぎ去った18日、菅生川中流にある実法寺農区の方に声を掛けて頂き実法寺井堰を見に行った。現場に行って見ると農区の方総がかりで、台風による豪雨によって農業用水路に堆積した土砂を掻き出している。井堰が河川の曲線地点に設置されているため、曲線内側の流れの少ないところに土砂溜まりができ、その延長線上に農業用水路があるため水路に土砂が堆積するという。県は河川面積の3割を土砂が堆積した場合には県費で土砂を掘削するという基準を設けており、現地でも2年前に堆積土砂掘削を行ったそうです。しかし、豪雨後には再び土砂が堆積するという同じ事が繰り返されています。土砂堆積は自然の摂理なのでしょうが、なぜカーブ地点に井堰を設置したのか?地元要望でもある、井堰までの河川曲線を護岸掘削で直線にする事は可能なのか?応急処置としての土砂の掘削を・・などなど県に要望し、知恵も借りてみようと思う。何かいい方法はないものか・・。

 実法寺上井堰。油圧可動式の最新の井堰。平成5年建立。

農区の方も高齢になって作業に出て来れる人が年々減っているという。

河川曲線の内側に土砂溜まりができる。

 

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