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赤穂・太陽光パネル設置計画地へ

 赤穂市御崎(かんぽの宿周辺)で太陽光パネル設置計画がすすめられています。パネル設置面積は21,661㎡ということですから、かなり大規模な計画です。自然エネルギーの普及には大いに歓迎するところですが、写真を見ての通り計画地に隣接する急傾斜地は土砂災害警戒区域、山腹崩壊危険区域に指定されており、その下には住宅街が広がり住民からは「治水能力がなくなる」「土砂崩れを誘引するのでは」と、不安の声が広がっています。

 しかも事業者は、住民らが「車両を予定地内に故意に駐車し、重機搬入を不可能にした」「誰も工事がOKとはいってない。はよ帰れ」とした行為をしたなどとして(真実かどうかは不明)不法侵入、業務威嚇にあたるとして「損害賠償請求を検討している」との通知文を弁護士を通じて住民らに送りつけてきました。市が風致地区条例で定めた許可条件には「誠意をもって地元意思形成に努めること」とありますが、訴訟をチラつかせながら強引に事業を進めるやり方に誠意は感じられません。

 12日、金田峰生(国会議員団兵庫事務所長)、小林・川本赤穂市議、地元の皆さんらと現地視察及び対策会議。写真頂上付近に太陽光パネルを設置するという計画。傾斜面は土砂災害警戒地域に指定されています。太陽光パネルなど自然エネルギーの普及は大いに歓迎するところですが、無秩序な乱開発によって住民が犠牲になるような事があってはなりません。

計画地周辺は7月の豪雨によって小規模ですが土砂崩れも起こっています。

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