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中播磨県民局懇話会

 25日、知事、中播磨県民局幹部と中播磨管内の市・町長、議長、県会議員との懇話会がありました。

 私からは、当ブログでも報告してきた①循環器病センターと製鉄記念病院の統合再編問題②宮ヶ谷最終処分場の植林問題(詳しくは23日付ブログをご覧下さい)。の2点について意見を述べました。知事からの答弁は①については「県としてはイベントゾーンでの建設を強く強く姫路市に要望している」②については「植林していることは事実。山腹崩壊を防ぐため」という事。

 知事答弁を受けての私の感想ですが、①の答弁については、未だ「あり方検討委員会」の報告さえまとまっていない中で、県が一方的に高圧的に押し付けているという印象を受けました。②については、当ブログで植林状況の写真を掲載しましたが、今すぐ山腹崩壊するような状況では決してありません。一般的に処分場跡地を長期的に安定させるため植林する事は行われています。しかし、宮ヶ谷処分場は平成30年1月までに約3万㎥(10tダンプ5000台)もの許可容量超過分の産業廃棄物を処分場外へ搬出するよう姫路市から命じられています。姫路市から搬出を命じられている廃棄物の上に土を敷き植林するよう県が命じるなど誰が聞いても全く理解できません。宮ヶ谷処分場については、14万筆の署名を集めた夢前産廃問題とも密接な関係にあり、姫路市中の住民が注目しています。宮ヶ谷処分場での大規模不法投棄を曖昧に終わらせるようでは住民からの行政への信頼は完全に失墜し、不法投棄の「やり得」ということにもなってしまいます。行政が悪質な事業者に対し毅然とした対応を示すことが、今後の不法投棄防止にもつなるのです。

 ①②共に住民生活に関わる大きな問題です。住民の皆さん、党市議団とも連携しながら課題解決のため力を尽くします。

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