平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
17日、森ゆき子市議らと英賀保駅宣伝からスタート。その後、谷川まゆみ市議と姫路市打越にある宮ヶ谷産廃最終処分場周辺住民と懇談。
谷川まゆみ市議と処分場前で。後方に見えるのが宮ヶ谷最終処分場。
現在の宮ヶ谷最終処分場
これまでもご報告してきた通り、成臨興業㈱が管理運営している宮ヶ谷最終処分場では、搬入不可品目の受け入れ・許可区域外への廃棄物投棄・埋立容量超過など違法行為が繰り返し行われ平成26年4月には姫路市から許可取消しと埋立容量超過分の搬出を命じられています。姫路市は成臨興業㈱に対し、容量超過分約10万㎥(10tダンプ6㎥換算で約1万7千台分)の内、約1万7千㎥を平成30年1月31日までに搬出するよう命じています。しかし、未だ全く搬出はされていません。
現在宮ヶ谷処分場は、兵庫県治山課の指導によって搬出を命じられている土砂混じりの廃棄物の上に植林を行っています。県は処分場業務が終了しているので、当初の林地開発申請通りに森林に戻しなさいという指導を成臨に対し行い、超過分の廃棄物を搬出する際には植林した樹木を掘り起こしてもいいという立場です。県と市の縦割り行政極まれりです・・。
平成28年2月5日、成臨興業㈱は地元自治会に対し、宮ヶ谷処分場に太陽光パネルを設置したいと説明会を開催しています。太陽光パネル設置のみに限れば一切の行政許可は必要ありません。ただ、宮ヶ谷処分場にパネルを設置するには①容量超過分の廃棄物を搬出しなければならない②当初の林地開発申請を変更しなければならない、という2つの課題をクリアしなければ太陽光パネルを設置することはできません。成臨は地元住民に対し、廃棄物を搬出する事業資金を捻出するため太陽光パネルを設置したいと説明しています。しかし、少なくとも成臨には①太陽光パネルを設置したもとで廃棄物を搬出する事が可能なのか②パネル発電量とそれに伴う事業収益を明らかにし、その事業収益によって10万㎥もの廃棄物を搬出する事業資金を捻出することが可能なのか、を行政・住民に対し説明しなければなりません。
当初、夢前町での産業廃棄物最終処分場設置計画を推進していたのは成臨興業㈱であり、その最中で宮ヶ谷処分場での不法行為が次々と明らかになりました。その不法行為は新聞報道もされ刑事告発もされており、姫路市の対応を市民のみならず産廃事業者も大変注目しています。今後の不法投棄を根絶するためにも、不法投棄に対する厳しい姿勢と対応が姫路市には求められています。
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