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河川復旧護岸工事で手抜き工事?

 先日、日本共産党兵庫県委員会宛に河川復旧護岸工事で①手抜き工事②癒着③補償金問題で不正があるとの告発文が寄せられました。但し、寄せられた告発文は告発者不明、①②③についても具体的な工事件名、不正構造等に具体性がなく調査しようにも限界がありましたが、本日11日、寄せられた情報を元に地元町議と土木事務所を訪問調査。

 告発者にこの場を借りて報告します。 

 ①についての告発は「護岸工事で義務付けられている「裏型枠」を設けないままコンクリートを打設している」というもの。なるほど調べてみると、会計検査院からも指摘されている手抜き工事の典型。①の告発については企業名の記載こそありましたが、工事件名の記載がありません。県に対し、告発文にある企業が過去に請け負った護岸工事の完成図書を求めたところ下写真が出てきた。ただ写真を見ての通り、打設コンクリートと盛土の間に「裏型枠」が設置されている。

 ②については告発文に工事件名などの具体的記載がなく、担当職員に問い合わせても「配置されてからの2年間で告発文にあるような入札延期などなかった」とのこと。

 ③については「県は告発文にある補償金など支払った払った事はない」「請負業者と権利者との関係でもそのような補償金問題は聞いた事がない」とのこと。

以上

 日本共産党には多くの告発が寄せられます。寄せられた一つ一つの告発に丁寧に対応しているつもりですが、告発内容が断片的で具体性に乏しく、告発者不明でこちらから問い合わせる事ができないなど調査に多くの弊害があります。リーク先の秘密厳守には細心の注意を払います。告発者の連絡先等を教えて頂ければ幸いです。

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