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9条改定が参院選の大争点に浮上。「9条まもれ」 しんぶん赤旗7月号

 選挙戦最終盤になりました。選挙戦を通じて志位委員長は「参院選後に憲法9条を変えるのか?」と、繰り返し安倍首相に質しましたが、安部首相は最後まで「憲法9条を変えない」とは言いませんでした。「変えない」と言わないという事は「変える」という事です。

 自民党改憲草案では憲法9条2項を全て削除し「国防軍」の創設を盛り込んでいます。憲法9条2項には「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」とあります。9条2項は海外での武力行使を許さない「歯止め」の役割を果たしてきましたが、これが削除されると日本を米国と共に「海外で戦争できる国」へと大きく変えるものになってしまいます。

 安部首相は2013年の参院選では「アベノミクスが争点」といって選挙後には秘密保護法を強行採決。2014年の衆院選でも「アベノミクスが争点」といって選挙後に安保法制を強行採決するなど、選挙で国民に問うことなく争点をごまかしながら重要法案を次々と強行採決してきました。今回の参院選でも安部首相は「アベノミクスが争点」と言いながら「憲法9条を変えない」とは最後まで言わず、参院選後に憲法9条の改定を狙っています。

 先日の選挙戦最終盤世論調査では「憲法改定」が選挙戦争点として5ポイントも上昇するなど、安部首相のごまかしが通用しなくなってきています。「自民・公明・おおさか維新、改憲勢力3分の2に迫る」報道がされていますが、投票先を決めていない人は未だ4割もいます。投票先を決めている人も決めていない人も憲法9条が大争点に浮上する中、「平和憲法9条守れ」の声は、今度ばかりは「比例は日本共産党」「兵庫選挙区は金田峰生」へ託して下さい。

 新しくできた「9条まもれ」しんぶん赤旗号外7月号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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