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中播磨地域づくり懇話会

 27日、本庁で建設常任委員会に出席。その後、中播磨県民センターで開催された中播磨地域づくり懇話会へ。中播磨地域づくり懇話会とは、知事、県幹部らに対し、姫路市長はじめ中播磨圏域内の市町長、議長、県会議員らが地域課題について政策要望する懇話会のこと。

 

 

 

 

 

 

 

 私からも2点について要望しました。要旨を掲載します。

 【Q1】医師・看護師の確保について。人口10万人当りの医師数は中播磨地域で193人、西播磨では149人に留まっている。全国平均は226人、兵庫県平均も226人となっており、全国・県平均と比較しても中播磨・西播磨地域の医師数は大幅に不足している(平成27年4月)。現在の県養成医派遣制度は、年間20名程度の派遣に留まっているが、数年後には医師定数増の効果が現れ200名単位で養成医派遣が可能と聞いている。中播磨・西播磨地域にも積極的に養成医を派遣し医師不足を解消して頂きたい。

 【知事】数年後には200名単位で養成医を派遣できる。もうしばらく辛抱して頂きたい。課題は養成期間が終わった後に、医師が地域に定着してくれるかどうかだ。

 【Q2】製鐵記念広畑病院と県立循環器病センターの統合再編問題について。製鐵記念広畑病院と県立循環器病センターを統合再編し、新たな県立病院を姫路駅東にあるイベントゾーンに建設する計画が進められている。製鐵記念広畑病院がある地元住民からは、「製鐵記念広畑病院が果たしている姫路市南西部地域の医療提供機能確保を」という強い要望が挙がっている。製鐵記念広畑病院に代わる後医療確保を強く要望する。

 【知事】現在、姫路医療センター(旧国立病院)に対して、製鐵記念広畑病院跡への移転を打診している。姫路医療センターがある区域は、文化遺産区域に指定されているため、将来的に建替えが難しい。そのために移転を打診している。姫路医療センターがダメなら次の何らかの手を考える。製鐵記念広畑病院の後医療確保についてはしっかりやっていく。

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