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太陽光パネルの悩み 神戸市長田区

 7日、神戸市議の森本真市議と太陽光パネル設置問題で神戸県民局へ。街中のど真ん中、神戸市長田区でも太陽光パネル設置計画で、事業者と住民の間でトラブルが発生している。自然エネルギーの普及・太陽光パネル設置については、ほとんどの国民が賛同・推進する立場だと思います。日本共産党も自然エネルギーの普及を大いに推進する立場です。

神戸市長田区太陽光パネル設置計画地

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、この間、問題になっているのが、地元住民に何ら説明も相談も無く森林を伐採し、田畑を埋め戻し、住宅街においても突如として工事が始まる。住民がよくよく調べてみると太陽光パネルの設置工事ということがわかる。

 太陽光パネル設置工事そのものについては、行政の許認可は全く必要ない。そのために、事業者からすれば「なぜ住民に説明しなければいけないのか?」ということになる。住民からすれば「地元で大規模な工事をするのだから、何をするのか説明会くらいするのは当然ではないか」ということでトラブルになる。自然エネルギーを普及する立場からすれば、法や条例の不備・遅れとしかいいようがない。

 先日の予算要望の際に、知事にも提言させて頂きましたが、太陽光パネル設置について地元説明会を義務付ける要綱・条例の制定が必要に思います。知事も、同様の認識をお持ちの様でした。また、太陽光パネルは工作物扱いのため建築物の様な厳格な設置基準がありません。そのために「パネルが台風で飛んでしまった」「雨水でパネルの土台が掘削され不安定になっている」などの問題点が各地で発生しています。自然エネルギーを普及するためにも、国においての法制備、自治体においての条例・要綱の整備が必要です。

 

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