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兵庫11区 公開討論会 稲村さとる(共)VS松本たけあき(自) 

 6日、商工会議所主催による公開討論会が姫路文化センターで開催され、稲村さとる(共産)VS松本たけあき(自民)の1対1の自共対決討論会となりました。希望の党は欠席。稲村氏は新人とは思えない堂々たる討論で日本共産党と自民党との対決軸を鮮明にしました。(写真撮影禁止でしたので写真掲載できません)

 討論会で特に白熱したのが北朝鮮問題と消費税増税問題です。以下は要旨。

 北朝鮮問題で、稲村氏は「経済制裁と同時に、対話が必要。対話以外に解決の道はない」と、主張。松本氏は「北朝鮮と対話を行う事は、北朝鮮が核兵器を保有していることを認める事になる」旨、反論し、安倍首相の対話否定論をそのままそっくり踏襲する立場。オバマ前大統領は「戦略的忍耐論」の名のもと、「北朝鮮が核開発を止めない限り対話をしない」という外交を行ってきましたが、それが結果的に北朝鮮の核開発を野放しにしてきました。ならば対話でしか解決の道はありません。

 消費税問題で稲村氏は「8%増税が消費を冷え込ました事は明らか。低所得者ほど負担の重い10%増税は先送りでなくきっぱり中止を。所得に応じた税改革こそ必要」と。これに対し松本氏は消費税が低所得者に負担になっていることを認めつつも「その分を低所得者には社会保障で還元している」旨、反論し、消費税増税を推進する立場を改めて表明しました。しかし松本氏の反論は全く逆です。低所得者ほど所得に占める社会保障の保険料率は高く、医療・介護の窓口負担も1割から2割へ、2割から3割へと連続して引き上げられ、改悪につぐ改悪によって自民党政治の元では本来とは逆の形で社会保障が低所得者ほど重い負担になっているのが事実です

 選挙戦の対決軸が改めて鮮明になりました。選挙戦の対決軸は「自公+補完勢力(維新・希望)対、市民と野党の共闘」です。「憲法9条活かした平和外交!消費税増税STOP!」この声は日本共産党と稲村さとるへ!!

 

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