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製鉄記念広畑病院が担ってきた医療機能確保を!

    28日、谷川まゆみ、森ゆき子各市議の地域後援会主催「新春のつどい」に参加し、新県立病院問題など県政報告をさせて頂きました。寒い中でしたがたくさんの方がご参加下さいました。ありごとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ご存知の通り、兵庫県病院局は平成28年(2016年)12月に県立姫路循環器病センターと、製鉄記念広畑病院の統合再編基本計画を発表しました。基本計画では両病院を平成34年(2022年)を目途に閉院し、それに代わって姫路駅の東800mにある姫路市所有地イベントゾーンに新県立病院を整備するとしています。

 29日、日本共産党姫路市議団は「製鉄記念広畑病院の担ってきた医療機能を確保せよ」と県知事、県病院局管理者へ要望書を提出。正面左から苦瓜かずしげ、森ゆき子、谷川まゆみ各市議、私。製鉄記念広畑病院の後医療・県病院局資料 ← 青地クリック

 

  

 

 

 

 

 

 

 県立病院(公立病院)の役割は民間医療機関では担えない不採算医療や、民間では限界のある高度・先進医療などを住民に提供することです。そういう役割を担う新県立病院が姫路市内に整備されることには期待が広がっています。一方で、姫路市南西部に住む住民からは70年間にもわたり姫路市南西部の地域医療を担ってきた製鉄記念広畑病院が閉院することに不安や戸惑いの声が広がっています。

 県病院局は基本計画の中で「製鉄記念広畑病院が担ってきた姫路市南西部地域の医療提供の確保を図っていく」として、製鉄記念広畑病院跡に新たな病院を誘致することを掲げました。また、平成29年(2017年)2月、姫路市議会は市有地を県に無償貸与する条件として「姫路市南西部地域の医療提供体制を確保するため急性期機能を有する医療機関を誘致すること」等、5項目を「必ず実現するよう強く求める」と決議しました。

 一連の経緯を踏まえ、兵庫県病院局は平成30年(2018年)1月、「製鉄記念広畑病院の後医療候補の概要」を発表し、後医療候補にツカザキ病院(社会医療法人三栄会)を誘致するとしています。しかし、住民からは発表された内容について「製鉄病院には28科目あった診療科が、わずか7科目の診療科になるようでは基本計画にある“製鉄病院が担ってきた医療提供の確保”にはならない」「県は、昨年の広畑市民センターで開催された住民説明会の中で“急性期機能を残すことが大前提と考えている”と、繰り返し住民に説明している。発表された内容を見ると外科も麻酔科もなく、手術適用患者も処置できないではないか。これでは急性期機能とは言えない。約束が違う」などの声が挙がっています。県病院局は住民との約束を果たし、市議会の決議を実現するためにも少なくとも外科など手術処置のできる名実ともに急性期機能を有した診療科を残すため、さらなる努力・交渉を行うべきです。

住民説明会にご参加を

製鉄記念広畑病院の後医療候補が内定し、兵庫県・姫路市・製鉄記念広畑病院、ツカザキ病院(三栄会)4者による住民説明会が開催されます。住民の皆さんの声を届けて下さい。どなたでも参加できます。質疑応答の時間もあります。是非ご参加を!

日時・場所

3月18日(日)

午後2時~

広畑市民センター大ホール

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