ブログ

製鉄記念広畑病院 後医療候補の説明会

 製鉄記念広畑病院閉院後の後医療候補にツカザキ病院(三栄会)が内定し、18日広畑市民センターで兵庫県、姫路市、製鉄記念広畑病院、ツカザキ病院4者主催による住民説明会が開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

 県による説明が行われた後、住民からは「製鉄記念広畑病院は28診療科あったけれど、わずか7診療科になってしまう。外科も周産期も産婦人科も眼科も麻酔科もなくなる!これではこれまで県が住民に約束してきた”製鉄記念広畑病院が担ってきた医療機能を確保する”にはならない!約束を守って診療科目を増やすべきだ!」旨、議事進行が混乱するほど質疑、意見が次々と出されました。これに対し県は「出発点が7診療科であって、ツカザキ病院に対し診療科目を増やすよう求めていきたい」と答弁。姫路市は「診療科目を増やすことは考えていない」と県とは違う答弁をしていましたが、住民に詰め寄られ「協議したい」と答弁を修正しました。県は「網干にあるツカザキ病院に外科等の医療機能や高価な医療機器を集約した方が医療機能を2倍も3倍も発揮できる。製鉄病院後の医療機関と網干にあるツカザキ病院の連携をしっかり行っていく」との考えを示していますが、基本計画にある”製鉄記念広畑病院が担ってきた医療機能を確保する”という一文や住民の思いとは噛み合っていません。

 当初、知事は「国立姫路医療センターに対し、製鉄記念広畑病院後に移転する事を求めている」という方向性を示していました。県はこの方向性をもとに、製鉄記念広畑病院と県立姫路循環器病センターとの統合再編基本計画を作成し、基本計画の中で”製鉄記念広畑病院が担ってきた医療機能を確保する”という一文を加えました。しかし、国立姫路医療センターから製鉄病院後への移転の断りがあり、その後もいくつかの病院名も挙がりましたが、最終的にツカザキ病院に内定したという経緯があります。基本計画にある”製鉄記念広畑病院が担ってきた医療機能を確保する”という一文を名実ともに実現するため兵庫県・姫路市はさらなる努力・交渉を行うべきです!!

 

トラックバック

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。