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兵庫県行財政構造改革の検証

 24日、「兵庫県行財政構造改革の検証」特別委員会で質疑を行いました。25日は、日本共産党県議団主催による県政懇談会が開催され、私からは行革委員会の報告をさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 11年間の県行革によって、ひとり親家庭、重度障がい者などの医療費助成が削減され、県職員は3割削減、河川や道路の維持補修費もばっさりカットされました。

 高砂市が行っているアンケート調査では「経済的理由で我慢していること」として、18%ものシングルマザーが「医療機関の受診」を挙げています。行革によって医療費助成の対象から外され医療機関への受診を控えているとの声が多く寄せられています。

 平29年度の県職員の超過勤務実績を紹介します。11月192時間、12月230時間、1月321時間、2月108時間・・となっています。1月あたり321時間の超過勤務・・風呂、食事、通勤時間などを除くと、いつ寝ているのか?人としての生活が成り立っているのか?。兵庫県職員からは毎年自殺者も出ています。さらに、県職場では届出た超過勤務時間と実際に支給された超勤勤務期間数が当局の操作によって意図的に改ざんされ残業代の未払いがあったことも明らかになりました。

 河川・道路の維持補修などの投資事業が行革前の68%まで削減されながらも、不要不急の高規格道路の投資予算は行革中も一定枠確保されてきました。また、各市町からは「県の考えで一方的に市町の負担(バス対策補助、鳥獣害対策補助など)を上げるのはやめてほしい」との意見も出されています。行革の検証というのであれば、11年間にも及んだ過酷な行革の結果、県民、各市町、職員への影響こそ検証すべきです!

 

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