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西日本豪雨災害等の現地調査のため丹波市へ

 30日、日本共産党の西元、西脇両丹波市議にご案内頂いて西日本豪雨災害等の現地調査のため丹波市へ。丹波市長はじめ、地元自治会長、住民、県土木職員からお話を伺いました。

 ①山田地区の砂防堰堤設置については平成26年度に地元自治会から丹波市へ、丹波市から県へと要望書が提出されていましたが、砂防堰堤が設置されないままこの度の7月豪雨でも土砂が一部流出し、水路も拡幅されていないため山からの水によって床下浸水が地区で20件程度発生しています。改めて丹波土木に確認したところ「要望への回答が十分にされていませんでしたが、山田地区の砂防堰堤については平成32年度着手の方向ですすめている」とのことでした。ただ、土砂は砂防堰堤で止めても、山からの水を防ぐ対策が十分に検討されていません。

 丹波市長、市幹部らへ災害復旧要望

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  浸水被害の発生した山田地区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ②黒井川改修工事については、総延長3200mの事業認可はされていますが、平成4年から平成23年までの間に整備されたのはわずか550mに留まっています。船越地区周辺では大雨のために黒井川が越水し田んぼの冠水や床下浸水が発生しています。県の河川整備計画では黒井川の属する由良川水系の整備に要する期間は30年にもなっています。住民は明日にでも発生する集中豪雨の心配をしているのに30年後の河川整備計画を示しても何の解決にもなりません。改めて公共事業の在り方が問われています。

 由良川水系黒井川。下流側は改修済みで川幅が広がっていますが、上流側は今後30年かけて整備されます・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 兵庫県丹波土木事務所で聞き取り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ③県営園部住宅の集会所の存続について。県は行革方針に基づき県営園部住宅を廃止する事を決定しました。県営園部住宅は市営住宅と道を挟んで隣接し、県営園部住宅の集会所を市営住宅住民も数十年にわたって使用してきました。市営住宅住民からは「せめて集会所は存族を!」との声が挙がっています。

 自治会長から集会所でお話を伺いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ④墓地崩壊の復旧について。7月集中豪雨による土砂災害で共同墓地がほぼ全滅。県は墓地に流出した土砂を撤去し、フレコンバックによる応急的な土砂流出対策を行っており、今後本格的な土砂対策工事を行うとのこと。墓石の復旧は自己負担とのこと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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