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大企業優遇、大型開発優先の県政から暮らし、子育て、教育が大切にされる県政へ

 5日、小河橋西詰二本松交差点で朝のご挨拶からスタート。その後、飾磨地域で街宣。最後は姫路駅前で苦瓜市議、村原もりやす市議予定候補らと街頭宣伝。
 姫路駅前では保守系議員、支持者ら約30人とバッテイング。我が方が先に始めたので1時間待ってもらいました。待ってもらっている間に、聞いてもらおうといつもより大きな声で訴えました!以下

 兵庫県の高速道路整備延長距離は、あの広い北海道に次いで、全国2番目になっています。それにもかかわらず、新たに115kmの高速道路整備をすすめようとしています。
 兵庫県の大型公共工事は一貫して昭和35年池田内閣で打ち出された「所得増倍計画」のもと策定された全国総合開発計画に大元があります。その後、日本はアメリへの全面降伏となる昭和60年のプラザ合意によって15年間で1000兆円の公共工事を強いられます。兵庫ではプラザ合意直後に策定された昭和62年の第4次全国総合開発計画(4全総)で但馬空港・北近畿自動車道路が位置づけられ、その後の5全総では東播磨自動車道、浜坂道路、大阪湾岸道路西伸部が位置づけられました。今日の国土形成計画まで、その目的として一貫して貫かれてい…るのが、「人や企業の東京一極集中を是正する」と、なっています。
 また、兵庫県では平成14年以降、産業立地促進条例による企業誘致件数は累計1098件で全国2位です。パナソニック1社を誘致するのに130億円の県税が投入されました。企業誘致の推進は兵庫県地域創生戦略の中でも「兵庫への新しい人の流れをつくり、人材の流出を流入へと転換させる」事業として、予算的にも大きく位置付けられています。
 兵庫県では東京一極集中を是正し、兵庫への新しい人の流れを作る事を目的とした、高速道路延長距離は全国第2位、企業誘致件数も全国2位となっています。しかし、兵庫の人口社会減数は全国ワースト11位です。
 兵庫だけでなく全国各地でとりわけ4全総以降、不要不急、無駄な空港・港湾・高速道路がつくられ、企業誘致条例によって莫大な誘致補助金で多くの企業を呼び込んでいます。しかし、その最大の目的でもある東京一極集中はますます加速するばかりです。高速道路建設と企業呼び込み策の破たんは明らかです。
 破たんした過剰な高速道路整備、大企業呼び込みの県政でなく、自然災害が多発する中で県民の命と財産を守り、地元建設業者も直接受注できる防災減災型公共工事への転換、1次産業や地場産業を応援する産業政策への抜本的転換こそ必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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