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夢前産廃計画地の所有権確定

 夢前産廃計画地については、平成24年頃から成臨興業㈱前社長と成臨興業㈱との間で所有権争いが長らく続いていましたが、先日和解が成立し、令和2年8月26日に登記簿上でも成臨興業㈱としての所有権が確定しています。

 姫路市は前市長の公約通り、直ちに計画地買い取り交渉を行い姫路市北部農山村地域活性化基本計画を実現すべきです。この問題について日本共産党の苦瓜一成市議が令和2年9月15日の姫路市議会本会議で質問しました(以下要旨、加味美昭FBより)

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>★夢前町の産業廃棄物最終処分場計画地について姫路市北部農山村地域活性化基本計画で

夢前町前之庄などの山林に計画されていた産業廃棄物処理場建設計画は、地元住民をはじめとした反対運動が拡がり、15万筆を超える署名も提出され、計画は頓挫しています。15年の新年交礼会で前市長が「計画地を市が買い取る」と表明しています。
その後、17年に策定された姫路市北部農山村地域活性化基本計画で、この土地の利用が計画されています。
こうした経過を踏まえ、苦瓜議員は、今後計画との関連でどのように対応するのか、明確な答弁を求めました。さらに、同土地の権利関係について市が把握しているのか、計画地直下を流れる夢前川は上水道の水源となっているとして「地元住民に安心安全を届けるためにも、市として用地買収に着手するべきではないか」と質しました。

質問に対し佐野産業局長は「市の方針に変更はない。土地の権利関係は確認しているが、用地買収交渉に入る状況ではない。整備内容や面積、価格などについて早急に検討する」などと答えました。

苦瓜議員は「早くやらないと、他に転売するという情報もある。15年に前市長が表明して以後、同じ答弁だ。市長、買収するのかどうか答弁を」と求めました。
しかし、清元市長は答弁に立たず、佐野局長が「方針は変わらないので、用地買収は準備している。しかし、適正価格というのが前提だ。相手との交渉について準備を進めている」などと答えました。
苦瓜議員は「買収するということだと確認しておく。転売情報もあるので、前に進めてほしい」と求めました。 

打越自治会 「宮ヶ谷処分場での行政処分不履行のままでの太陽光パネル建設反対」

 1日、打越自治会は兵庫県知事宛に「宮ヶ谷処分場における、行政処分不履行のままでの太陽光発電設備建設には当然のことながら反対しております」旨の請願書を提出しました。県側は本庁から建築指導課、県民センターから森林課、姫路市からは街づくり指導課が対応。

 これまでもご報告してきましたが、成臨興業㈱が管理運営している宮ヶ谷最終処分場では、許可容量を10万㎥超過する産業廃棄物が埋め立てられていた事が明らかになりました。姫路市が繰り返し撤去命令を発出したにもかかわらず、ほぼ全く撤去されることなく今後も撤去される見込みがないことから姫路市は7月、成臨興業を刑事告発しました。成臨興業㈱は太陽光パネルを設置し、その事業費用で撤去費用を捻出したいとして、現在太陽光パネル設置手続きを在進めています。

 本日の聞き取りでも、問題点がたくさん明らかになりました。「パネル設置するなら、撤去命令を履行し産業廃棄物を撤去してから」という住民の要請は当然のことです。引き続き住民の皆さんと力合わせて頑張ります!

 打越自治会役員の皆さん、谷川まゆみ市議、金田峰生国会議員団兵庫事務所長と請願書を提出。