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戦争か平和か 参院選最大の争点 憲法9条活かした平和の外交こそ21世紀の世界には求められている!

1日、英賀保事務所で個人演説会を開催。私からは「戦争か平和か」参院選の最大の争点についてお話させて頂きました。
 「ロシアは国際法、国連憲章を守れ」の一致点で世界が大同団結し、ロシア軍はウクライナから即時撤退を! と日本共産党は一貫して呼び掛けています。また、日本共産党はロシアであれ、中国であれアメリカであれ、どんな大国であっても覇権主義的行動について厳しく批判してきました。
 戦後、国際法・国連憲章違反として国連が非難決議を採択した戦争が6回ありました。旧ソ連によるアフガニスタン侵略、アメリカによるリビア空爆、パナマ、グレナダ侵攻、ロシアによるクリミア、ウクライナ侵略。
 戦後、日本政府は、こうしたアメリカの先制攻撃による戦争に全て『理解』を表面し、アメリカの行う戦争にただの一度もNOと言ったことがありません。あまりにもあからさまなアメリカ追随の姿勢です。
 さらに、ベトナム戦争ではアメリカによってねつ造された情報(トンキン湾事件)を信用し、またイラク戦争では(イラクが大量破壊兵器を保有している)アメリカからの間違った情報を鵜吞みにし、この二つの戦争に首までどっぷり浸かって日本政府は協力してきました。
 ただ、憲法9条のもとベトナム戦争では日本の協力は在日米軍基地の提供に留まりました。イラク戦争では非戦闘地域での協力に留まりました。しかし、2015年に強行採決された安保法制、集団的自衛権行使容認のもとで、いま自民が云っている敵基地攻撃能力を保有し、維新が云うアメリカの核を日本に配備し、憲法9条を改正してしまったら事態は根本的に変わってきます。
 アメリカが海外で行う戦争で、圧倒的情報力をもつアメリカから『日本に向けてミサイルが発射されようとしている、日本の存立に危機が生じている。集団的自衛権を発動せよ!敵基地を攻撃せよ!』と、アメリカから言われた時に、これまでもそうであったように日本政府がまともな判断ができるでしょうか?日本が攻撃もされていないのにアメリカの言われるままに集団的自衛権を行使し、アメリカの言われるままに敵基地攻撃を行いかねません。そうなると相手からすれば日本から先制攻撃を受けたこととなり必ず報復をしてきます。 
 いま、日本が戦争に巻き込まれる最も現実的な危険としてあるのは、こうしたアメリカが海外で行う戦争を日本に呼び込むことではないでしょうか?
 自民・維新が云う軍事に対して軍事で応えるという際限ない危険な軍拡競争への道を進むのでなく、憲法9条活かした平和の外交こそ21世紀の世界には求められている!

 

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