平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
今日、友人と晩御飯を食べながら話していた。今年の目標・・・。僕は前々から考えていた事がある。
現在、大手製造業で働く青年の2人に1人が非正規労働で働いている。先日、自民党の石破幹事長は「若者は多様な雇用形態を求めている」と、まるで若者が非正規雇用を望んでいるかのような発言をしていた。これはあまりにも、認識がずれている様に思いながら聞いていた。私は決してそうではないと思う。多くの若者が正規社員での雇用を望んでいるが、正社員での雇用がないと言うのが現実だと思う。姫路市が行ったアンケート調査でも、市政に何を望むか?との問いに「雇用の安定化」との回答が常に最上位に位置している。
これまでの多くの非正規労働者の闘いによって、例え非正規雇用であっても3年以上複数回に及ぶ契約更新を繰り返せば、次も契約更新をしてもらえるという、いわゆる「期待権」というものが発生し、非正規雇用であっても整理解雇の4要件を満たさなければ解雇できないという判例が確立されている。この判例を意識し、多くの大手製造業現場では、必ず3年で契約を打ち切り、業務は継続しているにも関わらず新たな非正規労働者を雇い入れ再び3年で契約を打ち切る。これの繰り返しが横行している。製造業現場では2人に1人が非正規労働者であり、彼らが日本の製造業現場を支えている主役だと思う。利益追求のため人を物の様に扱う社会に未来はない様に思うし、内需拡大のためにも安定した職と結婚して家族を養えるだけの賃金の保証は不可欠です。
そこで思うのです。今や製造業現場の主役である非正規労働者が労働組合に結集し、3年契約の壁を突破する闘いを団結の力で勝ち取るのです。仕事がある限り3年契約打ち切りを止めさせる闘いです。3年契約を突破すれば、正社員同様に整理解雇の4要件を満たさなければ解雇をすることはできません。どんな大手企業でも現場で100人の非正規労働者がストライキに入れば必ず生産は止まってしまいます。労働者の伝家の宝刀である「スト権」を今行使しなければいつ使うのかと私は思います。企業側が、仕事があるにも関わらず3年契約の打ち切りを強行しようとすれば100人の非正規労働者が1人の労働者のために「スト権」を確立するのです。もちろん5人、10人の組織化では企業側は徹底的に叩きにくるでしょうが100人が団結すればそうはいきません。労働組合はとにかく数と団結です。ですから100人が組織されるまでは公然化をしない。ツイッター、FB、メール、企業前門前ビラ配布などで仲間集めをし100人を組織化した時点で労働組合を旗揚げし、企業側に団体交渉を申し込む。これ絶対面白い!100人組織化できるか・・・いや50人でもいけるはず・・・。と、今日、仲間と相談をしていた。これは、無理な話ではない。必ずできる。もちろん皆さんの身近にある御用組合ではできません。今こそ闘う労働組合が必要だと思います。だってそれだけの権利を労働者には法律で与えられているんですもん。今闘わなければどうするのかという思いで一杯です。
今年の目標!これ絶対する!
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