平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
平成25年1月10日、成臨興業が管理運営する宮ヶ谷最終処分場で新たに木くず混じりの土砂370トンが姫路市職員によって確認され徹去指導されていた事がわかりました(図1)。宮ヶ谷処分場で、新たに発見された木くず混じりの土砂は(写真1)にあるように細かい木くずが土砂の中に混ざり合っていたものです。「安定品目と安定品目以外の分別は不可能である」とした裁判所の判決がなるほどとうなずける事例です。これまで宮ヶ谷処分場では、大量の金属クズ、木くず紙くず、乾電池、プリント基板などの搬入不可品目が発見されています。これまでの宮ヶ谷最終処分場での搬入不可品目の受け入れについては、日本共産党が議会でも指摘し、姫路市当局も認めている様に、事業者側の不備による受け入れが相次いでいます。今回の事例については、もちろん事業者側の不備であるという事は言うまでもありません、ただ、細かい木くず混じりの土砂の混入という、「5品目以外との分別」という安定型処分場のもっとも大事な部分での法的限界をあらためておもわせる事例です。全国的にも安定型処分場では火災例が多く報告されていますが、有機系廃棄物の火災発生メカニズムについては(図2)のような指摘がされています。姫路市には宮ヶ谷処分場の徹底した地熱調査、ボーリング調査を求めます。
(図1)姫路市提供資料
(写真1)姫路市提供
(図2)産業廃棄物処理事業振興財団資料 一部抜粋
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産廃処分場にこれだけの不純物=不法投棄がされており何度も何度も懲りずに行政指導を受けて撤去作業をしている成臨興業=夢前興産。受け入れ側の管理体制に大変な問題があるのは明白でしょう。そんな会社が新たに産廃場の許可を県、市に申請をしていること自体が問題ですね。行政指導ばかりではなく行政処分をだすべきではないですか。姫路市役所は市民の人体、生命、子々孫々まで至る問題を引き起こしている業者を完全に放置していますねそれどころか行政処分を出さずに擁護しているようにしか思えない。私には行政もとちくるっているとしか思えないですね。税金の無駄使いですね。何度も何度ももういい加減にしてもらいたいですね。行政が処分できないのならあとは警察の皆さんに期待をするしかないですね。役所もおちぶれたものです。えらい市長を選んだものです。後悔します。
by 前田 — 2013年3月28日 0:09 AM