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安保法制懇 議事録は全面非公開

「しんぶん赤旗」が、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認などを提言した安倍首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤に関する懇談会」の議事録公開を請求していた件で、政府は全面非公開にする事を決定しました。日本弁護士連合会は「議事録全て不開示では、国民にコソコソ隠れて改憲を進めているのも同然。議事録は公開し、国民的議論に付すべきです」と厳しく指摘しています。

 夢前産廃問題、宮ヶ谷不法投棄問題で、私はダンボール5箱分位の情報公開請求を行い、姫路市の不作為、成臨興業の違法行為を議会で暴露し住民に明らかにしてきました。憲法に関わる公式の議事録が国民に公開されない理由が全く理解できません。政府は「率直な議論が損なわれる」「特定の委員が名指しで批判される」などを非公開の理由としていますが、そうであれば名前だけ伏せればいいのであって全面非公開の理由にはなりません。この様な事が国の見解としてまかり通るようになれば、今後、夢前町産廃問題でも、住民からの意見書に対し、専門家の意見が市長に付されますが、専門家が住民からの意見書に対しどのような見解を示したのかも「率直な議論が損なわれる」「特定の委員が名指しで批判される」という政府と同じ理由で非公開となってしまいます。政府がこの様な悪しき前例を作ってはいけません。

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