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太陽光パネルの悩み 林田町下伊勢

 15日、谷川まゆみ市議、地元後援会の方と、かねてから相談が寄せられていた姫路市林田町下伊勢にある太陽光パネル設置現場へ。

 現場はたつの市と姫路市境界付近の国道29号線沿いにあります。写真を見ての通り急傾斜地の森林を伐採してパネルが設置されており、市に確認したところ現地は一部が土砂災害警戒区域に指定されています。下写真の中腹部分に空き地があるのは、過去の台風によってパネルが飛ばされてしまったとのこと。パネル設置現場に隣接する企業、民家を訪問してお話を伺いましたが「土砂の流出が激しくユンボで土砂掻きをした」「いつパネルが吹き飛んでくるのか不安」等々の声が挙がっています。

 現地視察後、県・市で聞き取りをしましたが「行政も頭を抱えてる。国道29号線を管理する国交省、県、市で3者協議を行ったが、解決策が見出せない。パネル設置の法整備が必要」と。1ha以下の林地開発には許可が必要なく、太陽光パネルは工作物扱いのため建築基準法上の規制もありません。太陽光パネルの普及に法制備が追いついていないのが現状です。

 福島原発事故によって原発と人類が共存できないことを改めて私達は認識しました。 自然エネルギーの普及を促進するためにも、住民と自然エネルギーが共存できるための法整備が必要です。この問題では、金田峰生参議院予定候補も現地調査し、堀内照文衆議院議員が国会で取上げ「法制備を検討している」との答弁を政府から引き出しています。

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