平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
台風が過ぎ去った後、全国各地で被害状況が明らかになっています。お亡くなりになられた方、被害にあわれた方に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
22日、堆積土砂問題で農区の方から相談を受けていた件で、菅生川中流にある油圧式かんがい用井堰へ(堰を油圧ポンプで立てたり倒したりできる)。ここのかんがい用井堰は河川曲線に設置してある。農区長が言うには30年くらい前に「防災対策」と言う理由で、下流にあった井堰を上流に移し変えたとのこと。どういう理由の「防災対策」だったのかは不明。
河川曲線地点は曲線の内側に土砂が溜まる。とりわけ台風などの豪雨時には堰を倒しているので倒した堰の上に土砂が溜まってしまう。堰の上に土砂が溜まると、今度は堰を油圧で立てるとき立たなくなってしまったり、油圧が故障してしまうとのこと。そうなれば、田んぼに水を引けなくなってしまいます。
要するに、農区からの要望は台風時期までにカーブ内側に溜まっている堆積土砂をあらかじめ取り除いて欲しいというもの。県の堆積土砂撤去に対する考え方は「河川断面積の3割以上に土砂が堆積した場合は予算の範囲内で撤去」という考え方。ここは3割以上の堆積となっていない。困った・・。ただ、県管理河川の影響によって、占用工作物に深刻な影響を及ぼす恐れがある場合は画一的な「3割ルール」など関係なく、堆積土砂は撤去すべきだ。また、当時の「防災対策」を理由とした井堰の移動が、県側の要請によるものであれば、カーブ曲線に井堰を設置した経緯も含めて県側の責任も少なからずあるのではないか・・要調査。
堰が起きている時。
内側の堰を倒した時。
コメントはまだありません。
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。