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24日付け神戸新聞記事 「水道水源に産廃排水」

今日の神戸新聞記事。産廃最終処分場の7~9キロ下流に明石市の水道水を取水する浄水場がある。浄水処理後の測定で発がん性物質である「トリハロメタン」が管理目標のギリギリの数値まで上昇している。という内容。

明石市職員に早速電話をして事情を説明して頂きました。以下

産廃に触れた雨水は有機物を含み、河川に流出する。河川から水道水を取水する浄水場では、取水した河川の水に次亜塩素酸ソーダを注入し殺菌処理をしてから家庭に送水されていく。しかし、木くずや廃プラなど産廃に触れた有機物を多く含む河川の水と、殺菌のために注入する塩素が化学変化を起こし発がん性物質の「トリハロメタン」が上昇している。ということです。

次に産廃の立地自治体である神戸市職員に確認電話。以下

明石市の浄水場上流にある産廃処分場は4箇所。種類と容量は、安定型が2箇所で約376万立方m。管理型が2箇所で167万立法m。4箇所合計で約543万立方m。ということ。

夢前町で計画されている産廃処分場は埋め立て容量が513万立方m。いかに巨大な処分場かがわかってもらえると思う。

夢前町の場合、計画地から下流約6~7キロには置本浄水場があり日量2000立方mの水道水を送水している。その下流には田井浄水場、山崎浄水場もある。

巨大処分場が建設されれば影響は必至。姫路市民の水源地である美しい夢前川を守りたい。

 

産廃問題の根本的解決は産廃の排出元、製造元が、製品が産廃にならない、ゴミにならない製品を作ることにあると思う。

廃棄物の9割以上が産業廃棄物で、残り5%ぐらいが家庭から出る一般廃棄物です。ゴミ問題は一人一人の問題などとよく言われるけれども、この取り組みでは限界がある。廃棄物の9割以上を占める産業廃棄物を、製造段階から規制する法的規制が必要だと思う。例えばダイオキシンの発生原因となる塩化ビニールの製造元は大手3社が7割のシェアを占めている。こういった大企業への法的規制が必要ではないだろうか。

産業廃棄物の最終処分までの責任は、産廃業者にあるのではなく排出元にある。

産廃の排出元や国に対して「産廃廃棄物を受け入れる地域はない」ということを大きな反対運動で示し法的規制を求めていくことが大切だと思う。

 

 

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3件のコメント

  1. 産廃埋め立て地付近の河川からは、必ず有害物がでるような書き方ですね。全国にそういった、処分場いくつあるかわかってて言ってるんですよね?
    塩ビは、法的に大手3社しかつくれないようにするのですか?かなり笑えますけど、意味がわかりにくいので、市民にもわかるようにいってもらえますか?お願いします。

    by joni — 2012年6月13日 6:49 AM

  2. コメントありがとうございます。
    裁判所の言葉を借りれば、現在の安定型処分場の施設構造、検査方法であれば、「有害物の漏出する可能性が合理的に予想されるということです」。単体での木くずや紙くず、5品目に付着した塗料材や接着剤、食物残渣が5品目と完全に分別できると考える方が非合理的に思えないでしょうか?環境省が平成18年度に行った調査では107自治体の内の異物混入や水質汚染などで13施設がで行政指導されています。指導対象となった13施設の業者からの自主申告はわずか2件だけです。ということは、明らかにならなかった行政指導の対象となる施設は他にも潜在的にあると考えるのが合理的に予想されないでしょうか?18年度に少なくとも明らかになった13施設という数は少ない数でしょうか?

    将来的には大手3社にも作れないように法的規制をかけることだと思っています。地球や人体にとって有害なものは規制をかけることが必要だと思うのです。規制をかけてこそ企業は環境に優しい技術革新を進めていくと思うし、社会の要請を受けて技術革新は進んでいくものだと思います。企業は利益を追求することを一番の目的としているわけですから、法的規制がなければたとえそれが地球や人体に有害なものであることがわかっていても利益になれば生産を続けるでしょう。この考えだと、究極的に言うと地球、人類と企業(資本主義)が共存できなくなると思うのです。
    今はあなたが言うように「かなり笑える」と思われる人もおられるかもしれませんが、しかしそういう方向、現状でしか物ごとを見ない、事物を固定的でしか見ない見方ではあらゆる進歩はありません。
    住民運動が社会的要請をつくり上げていく思うのです。ごめんんさい、朝のバタバタした時間帯なので思うままに返信しました。文面に失礼があればお許し下さい。
    人類の科学の英知を結集すれば可能性は無限だと思うのです。

    排出廃棄物総量自体はそんなに減っていません。ただ社会的要請を受け、リサイクル、減量処理などが随分すすみ、企業自身も廃棄物にならない製品が随分と進んでいます。リデュース、リユース、・・・の考えは今や社会的常識になりつつあります。これは社会的要請が国を動かし法改正をさせているからだと思います。

    by 入江次郎 — 2012年6月13日 8:10 AM

  3. 返答ありがとございました。こちらこそ、失礼な言い方してしまい、おとな気なかったです。埋め立て地の事こちらもあまり知らないまま失礼な事言いまして、反省しています。私も調べてみたいと思います。
    しかし、あまり社会では問題視されてないように思います。なにか圧力でもあるのでしょうかね。
    ひとつ、ダイオキシン 塩ビ、でググってください。塩ビをなくしても、ダイオキシンが、発生しないわけではないとゆー、データがあります。法的に、塩ビをなくしても、ざんねんながら、ダイオキシンは、発生するみたいですね。焼却炉の、炉温を高くするほうが、効果的みたいです。

    by joni — 2012年6月13日 20:32 PM

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