月別アーカイブ:2018年11月

県会報告

 4日、西播地域ユニオン労組→谷川地域後援会→森地域後援会でご挨拶、県会報告をさせて頂きました。

 兵庫県が計画している高速道路計画をパネルでご説明し「兵庫の高速道路延長距離は北海道に次いで全国2位に。今後さらに100kmを超える高速道路整備を進めようとしている。その一方で、兵庫県の河川整備率は59%、土砂災害警戒区域の整備率も26%に留まっている。また台風21号による潮芦屋の高潮被害問題で、防潮堤護岸高の測量を全県的に検証する必要も出てきている。限られた予算の中で、不要不急の高速道路計画をすすめるのでなく、減災・防災対策への抜本的予算の転換こそ必要」と、お話させて頂きました。

 西播地域ユニオン労組定期総会では苦瓜かずしげ市議も来賓としてご挨拶。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 花北市民ホールでは谷川まゆみ市議と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 西飾磨ふれあいセンターでは、金田峰生参議院予定候補、森ゆき子市議と。

ハザードマップ・護岸高測量結果に誤り

 台風21号による浸水被害問題で、日本共産党が決算委員会で請求していた資料が11月2日夜、芦屋市潮芦屋で行われた住民説明会の場で公表され、県のあまりにもお粗末な防災体制の一旦が明らかになりました。

 「測量業者のミス」だけで収束させるわけにはいきません。住民の命にかかわる大問題です。なぜこのような単純な測量ミスが発生したのか解明が必要ですし、当該測量業者が関わった全ての県発注測量業務を検証することが必要です。


沖縄・長崎へ管外視察

 31日~2日、沖縄~長崎を管外視察。

 

 沖縄の観光客数は20年前の300万人から昨年は920万人へとなり、ハワイを抜いたとの事、ホテル建設ラッシュで地価も高騰。一方で、子どもの貧困指数は多くの指標でワースト1。「観光客増加の経済波及効果は県民にあるか?」と聞くと「波及効果はないと思う」とNPO代表。

 長崎では、観光客を対象に観光アプリ、プルペイドカード、周遊バスを提供し観光客の動向をビックデータ等で収集・分析。分析結果を見ると、観光客の多くが外資や国内チェーン店で宿泊し、食事をしていることがつぶさにわかる。
 沖縄でも長崎でも、観光客が地域で使ったお金の多くが外資や大手チェーン店に落ち、地域で循環していないことがよくわかる。
  兵庫県でもそうですが、観光客の呼び込みだけでなく、観光客のお金が地域で循環する仕組みづくりこそ行政に求められている。
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