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夢前産廃計画地の活用策として、自然を活用した「多目的交流広場」等とする(案)が示されました。

 姫路市が平成29年4月に設置した姫路市北部活性化検討委員会はこれまで6回の議論を重ねた結果、「姫路市北部農山村地域活性化拠点施設整備方針(案)」「以下、(案)」をまとめ、夢前産廃計画地の活用策として、森林を保全し現存の自然を活用した「多目的交流広場」「バーベキュー施設」「アスレチック・ウォーキングコース」等として活用する(案)を、平成30年12月7日の姫路市議会に報告し、今年度中に取りまとめるとしました。

姫路市北部農山村地域活性化拠点施設整備方針案・ゾーニング検討 ←クリック

姫路市北部農山村地域活性化拠点施設整備方針(案)施設イメージ

姫路市北部農山村地域活性化拠点施設整備方針(案)全文

    平成27年1月、姫路市長は産廃反対運動に押されついに「姫路市が夢前産廃計画地を買い取る」と表明。

 しかし、夢前産廃計画地については、土地所有権を巡って数年間にもわたり産廃事業者=成臨興業㈱「以下、事業者」と同社前代表らとの間で争われています。そのため、土地所有権が確定していないため用地取得交渉は進んでいません(和解したとの情報も。未確定)。今後、土地所有権が確定し、用地取得交渉を進めるには、用地活用目的を明確にしなければ交渉を進めることはできません。そういう意味では、この度、活用目的が(案)として具体的に示されたことは大きな前進です。ただ、住民や議会の中からは「適正な価格で用地取得できるのか」など、懸念の声もあり、予定価格6000万円以上、且つ5000平方メートル以上の用地を取得する際には議会の議決も必要になってくることから(案)の実現性についてはまだまだ不透明感もあり、十分な住民議論が必要です。

  夢前産廃問題では、私自身、事業者の不法投棄を暴露・追及し、事業者から名誉棄損で訴えられたりもしながらそれを跳ね除け、議会論戦等を通じて事業者を許可取消処分にまで追い詰めました。また、住民の皆さんと力合わせ「不適格な計画地で、不適格な事業者に産廃処分場を作らせるな」を合言葉に、地域で繰り返し産廃問題学習会を開催し、15万筆の建設反対署名を集め兵庫県・姫路市に提出してきました。引き続き、市民3万世帯の水道水源である夢前川を守り、計画地が住民の納得いく活用がされるよう力を尽くします!

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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