2012年3月、共産党市議団が夢前町で開催した「夢前産廃問題住民学習会」を皮切りに産廃反対運動が大きく広がりました。
住民が集めた建設反対署名は14万筆、悪質事業者を刑事告発し許可取消処分へ追い込むなど住民の皆さんと力合わせてとことん頑張りました!
あれから約10年。2021年12月姫路市議会に夢前産廃計画予定地買取議案が提案されています。
買取価格は3億1千5百万円。1㎡あたり1,040円とのこと。詳しくは下記議案をご覧ください。
買取価格の妥当性については市議会で議論がされることでしょう。
一方で、成臨興業(株)は打越にある宮ヶ谷最終処分場で10トンダンプ数千台分の不法投棄を繰り返した挙句に「金がないから撤去することができない」と言って、不法投棄した廃棄物の上に太陽光パネルを設置し、太陽光パネルの売電収入で不法投棄した廃棄物を撤去するとして市役所にその計画を認めてもらっています。撤去計画は毎月10トンダンプ60台、390トンの不法廃棄物を撤去するという計画でしたが、今年3月から11月末までに撤去したのは毎月9トン程度、10トンダンプ換算で1台程度しか撤去されていません。成臨興業(株)と市役所との約束は市民を欺くものでした。
9日の市議会では日本共産党の谷川まゆみ市議が「仮に議案が可決され3億円を成臨興業に支払うことになれば、その資金を活用し、今度こそ不法投棄した廃棄物を撤去することを成臨興業㈱に強く指導せよ!」と、厳しく市当局に迫りました。