平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
11日、予算特別委員会 農政環境部審査で赤穂市・上郡町で計画されている産廃処分場建設計画について県当局を質しました。要旨をご紹介します。
赤穂市・上郡町に跨いで計画が進められている産廃処分場建設計画について、事業者は「産廃処分場施設から400㎥/日を放流した場合、千種川では稀釈倍率1600倍以上(平成26年8月6日測定)になったため安室川が千種川に合流する地点においての影響はないものと考える」としています。
事業者と同じ出典資料をもとに、入江「1988年以降、千種川で最も流量少ないデータは?」県当局「隈見橋で平成25年6月12日に18,144㎥/日、 坂越橋で平成18年10月12日に11,232㎥/日(要約」の答弁。それぞれ放流水量400㎥/日で割ると、隈見橋で希釈倍率45倍、坂越橋で28倍という驚きの数字が出てきました。
仮に事業者が都合の良い数字を用いて希釈倍率を高く見せかけ、千種川には影響ないとしようとしたのであればあまりにも悪質です。環境影響評価は、考えられる最もリスクの高い数値を用いて実施すべきです。
入江「1600倍稀釈というのは事業者にとって都合のいい数字だ。事業者の云う『1600倍稀釈、千種川に影響はない』というのは再度検証させるべきだ!」県当局「おっしゃる通り。検証させる(要約)」。
水道水源の上流に産廃処分場が建設されることについて、大きな不安が広がっています。県は住民の不安が解消されるまで、手続きを進めるべきではありません。引き続き住民の皆さんと力合わせて不適格な計画地での産廃処分場建設計画中止のため頑張ります!
続きは上郡町、赤穂市に跨る産廃最終処分場建設計画について②でご報告しています。ご覧ください
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ネットで傍聴いたしました。フリップを使っての奮闘ご苦労様でした。事業者のごまかしや上郡町の有識者会議での疑問など明らかにし、環境アセスについて部長の言葉を引き出したのは成果。赤穂の一住民として感謝申し上げます。それにしても質問時間が短いですね。残念。
by 北野輝彦 — 2021年3月12日 7:54 AM
コメントありがとうございます。本当に時間がないのが残念です。言いたいことまだまだありました。引き続き頑張ります。
by 入江次郎 — 2021年3月13日 19:24 PM