平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
米国トランプ政権によるシリア攻撃について
2017年4月7日
日本共産党幹部会委員長 志位 和夫
一、シリア北西部で、化学兵器とみられる攻撃で多くの犠牲者が出たと報じられるなか、米国のトランプ政権は6日(日本時間7日午前)、シリアの空軍基地へ数十発のミサイル攻撃をおこなった。
化学兵器の使用は、誰によるものであれ、人道と国際法に反する重大で許されない残虐行為である。しかし、国連安保理の決議もないまま、米国が一方的に攻撃を強行したことは、国連憲章と国際法に反するものであり、厳しく抗議する。軍事攻撃は、シリア内戦をさらに悪化させることにしかならない。
一、米英仏は5日に提示した安保理決議案のなかで、シリアでの化学兵器使用について、国際的な真相究明を求めていた。米国の一方的な攻撃は、自らの主張にも反するものといわなければならない。国連を中心に、国際社会が一致協力して、化学兵器使用の真相をつきとめ、使用したものにきびしい対処をおこない、二度と使われることのないよう取り組みを抜本的に強めることこそ必要である。
一、とりわけ憂慮されることは、米国トランプ政権が、今回の攻撃を、「米国の安全保障上の死活的な利益にかかわる」と合理化していることである。「米国第一」の立場で一方的な軍事攻撃を合理化する態度はきわめて危険であり、絶対に認められない。
7日、午前中は英賀保小学校入学式へ、ピカピカの1年生184名が入学しました。
午後からは、淡路市議のかまづか聡市議、地元住民の皆さんらと県立淡路島公園内を視察。県立淡路島公園(134ha)は、明石大橋を淡路側へ渡って直ぐの淡路SA上り線(淡路ハイウェイオアシス)の裏側にある。本州側からは観覧車が見えますが、観覧車は下り側。上下線のSAは車でも徒歩でも往復可能となっている。県立淡路島公園にはカワセミなど複数の野鳥が生息し、多種類の草花が植樹され、遊具や芝生広場なども整備されており地元の皆さんには自然観察や憩いの場として親しまれている。
県民の憩いの場として利用されている県立淡路島公園内に、人材派遣最大手パソナグループが「ニジゲンノモリプロジェクト」(←詳しくは青字クリック)と称して進出しようとしている。計画概要は、日没から午後10時までの間、公園内にある森林スペースを利用し先進技術のプロジェクションマッピングを用いて光と音で演出するコンテンツや、1棟あたり2人~4人宿泊可能な「グランピング」施設を20~30棟整備する等というもの。地元住民の皆さんからは、「日没から開催されるプロジェクションマッピングによる光と音で野鳥の生息できない公園になるのではないか」「高速道路内で宿泊、食事が完結してしまい地域の観光産業、飲食業は大打撃を受けるのではないか」「県立公園の設置目的から外れるのではないか」等々、不安の声が広がっています。
淡路SA上り線(ハイウェィオアシス)は、高速道路上からの県立公園への入り口となっている。高速道路上から県立公園への入場は、SAに駐車後、徒歩にてのみ可。もちろん一般道からも公園内へ入場できます。
地元住民に親しまれている広大な県立公園。
プロジェクションマッピングが計画されている森林道。
グランピング計画地周辺。右は、かまづか聡淡路市議。
他会派提案で県産木材利用促進条例案が提案されています。県産木材の利用促進は大いに推進すべき施策です。6日は、県議団そろって宍粟市森林組合にお伺いし、条例案について組合からご意見を頂きました。組合からいただいた貴重なご意見を条例に反映できるよう頑張ります。
続いて、午後からは不正問題が次々と明らかになった「わんず・まざー」認定こども園問題で姫路市に聞き取りへ。
私からは立ち入り調査・監査体制についてお伺いしました。ただ、この問題の根本問題は、「待機児童問題」であって、安心して子どもをあずけることのできる保育士・保育施設の確保・整備が国、自治体には求められています。
2日(日)投開票で行われた赤穂市議選で、川本孝明候補、小林とくじ候補共に当選し、日本共産党は現有2議席確保しました。公約実現のため引き続き全力で頑張ります!!ご支援ありがとうございました。