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いっせい地方選挙後半戦の結果について =日本共産党中央委員会常任幹部会=

躍進した力でたたかいと党勢拡大へ

いっせい地方選挙後半戦の結果について

2015年4月27日 日本共産党中央委員会常任幹部会

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 26日、投票されたいっせい地方選挙の後半戦で、日本共産党は、東京区議選挙で128議席、一般市議選挙で672議席、町村議選挙で292議席、合計で1092議席を獲得しました。4年前の選挙に比べて、東京区議選挙で7議席、一般市議選挙で44議席、町村議選挙で11議席、合計62議席を増やしました。議席占有率は7・76%から8・78%へと前進しました。得票率の比較では、前回比で、東京区議選挙で121・5%、一般市議選挙で113・3%、町村議選挙で108・9%と、それぞれ前進をかちとることができました。

 前半戦に続いて後半戦でも、全体として躍進という結果を獲得することができました。日本共産党の候補者にご支持をお寄せいただいたすべての有権者のみなさん、奮闘していただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からの感謝を申し上げます。

(2)

 日本共産党は、政治論戦で、前半戦に続いて後半戦でも、「戦争立法」の問題をはじめとする安倍政権の暴走政治ストップという訴えと、住民の福祉と暮らしにかかわる切実な要求実現の訴え――国政と地方政治を結びつけて攻勢的にたたかうという姿勢を貫きました。これは、とくに「戦争立法」の危険性が、いよいよ現実のものとなり、多くの国民が不安と批判を強めているもとで、共感と支持を広げました。

 前半戦の躍進を受け、後半戦において、党が「全員当選、得票目標実現」を目標に掲げてたたかったことは、重要な意義をもつものです。とりわけ「候補者の全員当選を掛け値なしに実現する」(4月13日の常任幹部会声明)ことに正面から挑戦し、14の府県で全員当選を達成したのをはじめ、選挙区単位では、21の東京区議選挙のうち19区で、296の一般市議選挙のうち256市でそれぞれ全員当選を果たしたことは、わが党の地方選挙のとりくみの質を変える積極的意義をもつものです。

 選挙戦では、前半戦に引き続き、20代、30代の若い候補者の奮闘が、新鮮な風を吹き込みました。ベテラン党員が革命的気概を発揮して奮闘し、前半戦で勝利した議員はもとより、落選した候補者も含めて、全党の力が多面的に発揮され、選挙勝利のために心を一つに奮闘したことは、きわめて重要でした。

(3)

 今回の選挙では、全体としての議席増、得票増のもとでも、議席や得票を減らした選挙区もあり、個々の選挙戦の自己検討を、中央としても、地方党機関、支部としても、すすめたいと思います。

 そのなかでも最大の問題は、党の自力の弱点という問題です。昨年の総選挙の躍進という結果をうけて、3中総決定は「党の自力の問題は、引き続き私たちの活動の最大の弱点」であると総括しました。私たちは、今回のいっせい地方選挙を、前回時比で、党費納入党員数で95・0%、「しんぶん赤旗」日刊紙読者数で88・8%、日曜版読者数で86・4%でたたかいました。党の自力の弱点という問題は、前半戦・後半戦を通じて、その切実性が痛感されました。

 とくに後半戦は、党の自力の弱点がそのまま結果に影響する選挙戦となりました。党建設の立ち遅れなどから、これまで議席を持っていたのに後継候補者を擁立できず、みすみす議席を後退させた選挙区も少なくありません。日本共産党に対する新たな注目、期待、支持の広がりを、党の自力の不足から、個々の候補者への投票にきちんと結びつけることができず、議席の獲得に至らなかった選挙区も少なくありません。

 総選挙、いっせい地方選挙の前半戦・後半戦のたたかいの全体を通じて、わが党が克服すべき最大の問題が、党の自力の弱点にあるということを銘記して、強く大きな党づくりのために全力をあげる決意を新たにしようではありませんか。

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 わが党は、昨年の総選挙で13議席増の21議席を獲得し、いっせい地方選挙の前半戦で60議席増(道府県議、政令市議)、後半戦で62議席増と、連続躍進によって国民と結びついた新しい力を得ることができました。

 躍進した力を生かし、全党が次の二つの課題にとりくむことを心から訴えます。

 第一は、安倍政権の暴走政治と対決し、平和・民主主義・暮らしを守る国民的大闘争を発展させることです。とりわけ、「戦争立法」を許さないたたかいは、文字通り日本の国のあり方、日本の命運を左右する歴史的なたたかいです。国会内外で「戦争立法」ストップの一点での共同を広げ、憲法破壊のこの企てを阻止するために、党の総力をあげてたたかい抜こうではありませんか。

 5月17日投票で「大阪都」構想=「大阪市廃止・解体」構想の是非を問う住民投票が行われます。大阪の自治と暮らしをつぶす「維新の党」の野望を許さないことは、全国的意義をもったたたかいであり、支援を集中することを呼びかけます。

 第二は、党を強く大きくすることです。3中総で決めた国政選挙の新しい目標――「850万票、得票率15%以上」を来年7月の参議院選挙で達成することを正面にすえ、「党勢倍加」「世代的継承」という二大目標達成をめざして、大きな構えで党づくりに踏み出しましょう。総選挙といっせい地方選挙での連続躍進を受けて、国民と党との関係に大きな前向きの変化が起こっています。客観的にも主体的にも、党勢拡大のこんなに大きな条件が存在するときはありません。この条件を、余さずにくみつくして、強く大きな党づくりに挑戦しようではありませんか。

 

夢前産廃問題・夢前興産㈱5回目?の補正にも応じず

夢前町前之庄で計画されている産業廃棄物最終処分場施設設置計画で、事業計画を進めている夢前興産㈱は、兵庫県治山課から4月27日を期限に求められていた林地開発手続補正勧告指導について5回目?6回目?(何回目か忘れてしまいました・・)となる補正指導に応じませんでした。

兵庫県治山課からの聞き取りによると、「27日に新たなコンサル会社の担当者が1人で来た。図面を持ってきたが横断図と平面図の整合性が全くとれていないものだった。連休明けに再度提出するよう求めた」「水利・漁業権利者、土地所有者からの同意書も提出されなかった」という事でした。兵庫県治山課は、これまで繰り返し夢前興産㈱に対し補正指導を求めてきましたが、夢前興産㈱が指導に応じないため、前回からはこれまでの補正指導より厳しい勧告指導で補正を求めていました。

補正指導に対するこれまでの夢前興産㈱の対応をみると、不誠実なのか能力が無いのかの、どちらかにしか受け取れません。産廃処理業者は数十年にわたり地元住民とお付き合いもしながら産廃処分場を管理運営するわけであって、地元住民からの厚い信頼と、処分場を管理する高度な能力が求められます。これまでの夢前興産㈱の対応を見ると、誠実さも事業遂行する能力にも欠けているとしか受け取れません。今後、兵庫県治山課には、厳格な対応が求められます。

姫路市議選結果について

日本共産党姫路市委員会は26日投開票で行われた姫路市議会議員選挙で現有4議席確保の4名(内2名新人)の候補者を擁立して選挙戦に挑みましたが、結果は1議席減の3議席へと後退しました。参院選、衆院選、統一地方選前半戦と党への期待が高まる中での選挙戦だっただけに、姫路市議選で議席を後退させた事は痛恨の極みであり、後半戦を最前線で訴えた者の一人として責任を痛感すると共にご支持・ご支援頂いた方々に心よりお詫び申し上げます。同時に、昼夜を問わず大奮闘して下さった支援者、後援会員、党員の皆様に心よりお礼申し上げます。

選挙中にわが党候補者が訴えた「日本共産党議員の議席の値打ち」「大企業優遇・大型開発優先から暮らし第一の県政・市政へ」「安倍政権の暴走政治に地方から厳しい審判を!」という政治論戦の中身については、前半戦の県議選で他党が前回県議選比で得票数・率ともに大きく後退させる中で日本共産党だけが前進した事にも裏付けられているように有権者の思いと噛み合ったものでした。一方で、10人は見出しの57人が乱立する市議選では政治論戦以外に、地縁・血縁・友人・知人などのつながりを活かした総当りの訴えが大接戦の勝敗を分けます。そういう意味では党の自力の根本的問題に加え、4名当選必至の選挙戦で議席を後退させた事は戦略上のミスもあった様に思います・・。今回の選挙戦総括にあたっては、党内外の方々からのご意見を真摯にお聞きし今後に必ずいかします。私をはじめ、市議選で議会へ押し上げて頂いた谷川まゆみ市議、森ゆき子市議、苦瓜かずしげ市議、共に力を合わせて選挙中に掲げた公約実現のため住民の皆さんと力を合わせて頑張ります。引き続く日本共産党へのご支援をお願い申し上げます。

2014年12月 日本共産党・衆院選比例代表(旧姫路市・夢前・安富・香寺)結果

日本共産党 18829票

投票率48.8% 得票率10.8%

 2014年12月 日本共産党・衆院選小選挙区姫路11区(夢前・安富・香寺除く)結果

苦瓜かずしげ 17020票

投票率48.8% 得票率9.4%

2015年4月 日本共産党・県議選姫路選挙区結果

入江次郎 17001票 

投票率38・9% 得票率10.5%

2015年4月 日本共産党・姫路市議選結果

谷川まゆみ (5期)4010票

森ゆき子  (3期)3745票

苦瓜かずしげ(1期)3517票

村原もりやす(落選)2684票

投票率47.46% 党候補者4名総得票数13956票 得票率7.1%

前回2011年4月 日本共産党・姫路市議選結果

日本共産党候補者5名

投票率47.75% 党候補者5名総得票数15232票 得票率7.74%

谷川、森、苦瓜、村原、日本共産党候補者へのご支援を

25日、姫路市議選最終日。いよいよ明日が投票日です。4年間の姫路市政をどの候補者に託すのかが問われます。議員の役割は①住民の声を行政に届け、行政機関をチェックする事②姫路市の予算を決定すること③地方の声を国政に届ける事です。

日本共産党市議団は、この4年間子ども医療費無料化、エコパーク爆発事故被害者補償、夢前産廃問題など、住民の声を市政に届け続け住民との共同の力で現実政治を動かしてきました。

また、国民の6割から7割が反対しているのにも関わらず安倍政権は憲法9条を改悪し、原発再稼働を進めようとしています。姫路市民からは「集団的自衛権行使容認の撤回を求める」「原発再稼働中止」を求める請願書が提出されましたが、唯一請願採択を求めた政党は日本共産党だけです。

破綻した大企業優遇・呼び込み型、大型開発優先の市政から、くらし・福祉、中小業者応援の施策に転換する議席、安倍政権の暴走政治に地方からストップの声を挙げる唯一の議席が日本共産党の議席です。選挙戦最後のお願いです。10人はみ出しの大激戦の選挙戦です。「くらしを守り安倍政権の暴走政治にストップを!」の願いは日本共産党の候補者、谷川まゆみ候補、森ゆき子候補、苦瓜かずしげ候補、村原もりやす候補に託して下さい。

最終日の今日は、杉本ちさとさんと一緒にマイクを握り「夢前産廃問題で悪質な産廃事業者に鋭く切り込める議席は日本共産党の議席だけです。産廃反対の声は、入江次郎の後任候補村原もりやすへ」と、夢前町に最後のお願いに回りました。写真は村原もりやす候補の地元である城東校区で最後の訴え。

 

谷川まゆみ候補、村原もりやす候補と訴え

24日、谷川まゆみ候補、村原もりやす候補と姫路駅朝宣伝からスタート。後援会の方も朝早くから出てきてくださり賑やかな宣伝に。

午後は谷川まゆみ候補の個人演説会で白国公会堂へ。後援会長の吉田竜一弁護士、憲法9条を守る軍事評論家・元自衛官の泥憲和さん、私の後に、谷川候補の夫で元医療生協専務理事の谷川文秋さんから選挙中最後となる個人演説会でのご挨拶がありました。「まゆみ(谷川候補)が16年前に最初の選挙をした時には、地元白国では共産党の看板を掲げた演説会に来て下さる人はほんの少しでした。しかし、16年の間に共産党や候補者へ信頼を寄せて下さる人達がこんなに集まって下さる様になりました。ありがとうございます。」と、心のこもった感慨深いお礼とお願いのご挨拶をされました。実績抜群の谷川候補5期目の議席必ず皆さんのお力で押し上げて下さい。

夜は、村原もりやす候補の個人演説会で城東幼稚園へ。120人の参加者で会場は満杯。松浦みつぐ城東校区連合自治会長(元市議)、嶋田政義福崎町長、私、から最後の押し上げのお願い。松浦さんからは「定数47に対し現職37人、新人20人が立候補してい.る10人はみ出しの激しい選挙。有力候補者を数えれば、村原候補は当落線上にあります。城東校区では市会議員が2期空白になっています。皆さんのもう一声二声のお声かけが当落を決めます。何としても村原候補を議会へ」と熱い訴え。今回の市議選で自民党は新人5人を公認し、勢力倍増を狙っています。内1人の新人候補は、安倍政権の歴史を逆戻りさせる危険な動きに悪乗りするかの様に「市内全小中学校に教育勅語を掲げる」とまで言っています。村原候補はじめ日本共産党候補者4人全員当選で安倍政権の暴走政治に姫路からも厳しい審判を!

森ゆき子候補、谷川まゆみ候補、苦瓜かずしげ候補と訴え

23日。森ゆき子候補と英賀保五差路交差点の朝宣伝からスタート。英賀保駅朝立ち宣伝からスタートのはずでしたが、朝6時30頃にはすでに他陣営2候補が占拠・・。相手陣営も必死です。その後、夕方まで森ゆき子候補と一緒に候補者カーで街頭宣伝。私の地元である、英賀保、津田、荒川地域を「県議選で入江次郎にお寄せ頂いたご支援を今度は森ゆき子候補へ」と、アナウンサーをしながら回りました。森ゆき子候補は3期目にチャレンジします。子育て世代の女性ならではの視線で子ども医療費無料化実現などに尽力、公害、浸水問題などでも力を発揮し海岸線にはなくてはならない人です。40代の働き盛り、若さと行動力と情熱の女性候補です。皆さんのお力で何としても議会に押し上げて下さい。

夜、谷川まゆみ候補の個人演説会、サンライフ姫路で訴え。市議会47名中5名が女性議員、内3名は日本共産党議員です。谷川候補は他会派女性議員とも協力して男女共同参画条例の作成準備を現在進めています。他会派女性議員からの信頼も厚く条例制定の中心的役割を果たしてきました。議会毎に必ず、男女共同参画社会の推進について提案・議論してきました。女性の権利向上に欠かせない人です。

その後、「サンライフ姫路(田寺)から網干まで30分で来て」との特命を受け、網干垣内公民館苦瓜(にがうり)かずしげ候補の個人演説会へ。少し遅れましたがギリギリセーフ。私からは、昨日ブログで書いた引継ぎ選挙の難しさを訴えさせて頂きました。今日は、苦瓜候補の奥様からも訴えがあり「主人は真面目で約束を必ず守る人です。必ず皆さんのお役に立てると思います」と、ご支援のお願い。激しく納得!!。最後は、大脇かずよ市議による見事!?な、恒例の泣きの訴えで演説会を締めくくり・・。真面目で必ず約束を守る苦瓜候補を何としても市議会へ押し上げて下さい!

 

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