月別アーカイブ:2017年11月

姫路市産廃行政について

 13日、姫路市役所で市内産廃問題について市職員へ聞き取りor住民らと相談。

 ①宮ヶ谷処分場について → 約3年前に、姫路市より成臨興業に対し、2018年1月末までに、許可容量を上回る産業廃棄物の搬出命令が命じられましたが、未だ全く搬出されていないことを本日改めて確認。「成臨が財政的に厳しいからといって甘い対応は絶対に許されない。刑事告発は当然の事として、許可容量を上回る廃棄物は必ず撤去させること。この問題では、姫路市中の産廃業者が姫路市の対応を注目している。甘い対応は前例となって不法投棄を増やす事は明らか。厳正な対応を!!」と、求めました。

 ②書写ゴルフ場跡を活用しての産廃処分場設置計画について → その後、事業者は市役所に来ていなとのこと。事前協議も未だされていない。

 ③9月に産廃中間処理業の許可変更が認められた西御着産廃業者について → 西御着にある産廃中間処理業者に対し、9月から新たに排水汚泥など悪臭の伴う有機系廃棄物の処理が認められることになった。本日、住民の方にお話しを伺うと「さっそく吐き気のするような臭気が発生している」「役所の職員にも来てもらって臭気を確認してもらった」とのこと。この業者は平成17年から産廃中間処理業を西御着で営んでいますが、これまで姫路市から行政指導された件数は数えきれず・・。本日、それらの数えきれない行政指導について、指導後どういう改善がされたか、姫路市産廃政策室に確認したものの、産廃政策室自身が十分に把握していないことがわかった・・。姫路市に対し、これまでの行政指導や、廃掃法上の報告徴収について事業者がどのように対応し、どう改善されたのか時系列での報告を求めました。

 市役所への聞き取り後、今後について住民らと相談。「まずは、住民に知ってもらうこと」で一致。住民の皆さんと力合わせて頑張ります!!

宮崎・鹿児島へ、農政環境常任委員会視察

 7~9日、農政環境常任委員会の管外視察で宮崎・鹿児島県内の農林水産施設・事業8か所を視察。

 とりわけ印象に残ったのが、創業大正5年、宮崎県都城市にある「霧島酒造㈱」視察。霧島酒造では1日350トンのさつまいもを使って本格芋焼酎を創っているとのこと。さつまいもは地元の2000世帯の農家と契約し、100%南九州産。担当者の方は「都城市は人口が減っていません。第一次産業が元気な所は人口が減らないのではないでしょうか」とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 人口15万人程度の地方都市で人口が減っていない街というのは珍しいと思う。都城市では、地域にある第一次産業と、地域に根を張った第二次産業が結びつき、地域に活気がある。兵庫では高速道路で観光客を呼び込み、上限のない補助金をぶら下げ大企業を呼び込むという「呼び込み型」の地方創生を勧めている。「呼び込み型」の地方創生は、各地で破たん済が明らかになっている。明日は、知事ら幹部との予算要望懇談会。地域創生についてもしっかり提案します!!

 エールを込めて帰宅時に「黒霧島」購入・・。

 

 9日快晴。鹿児島県議会棟から桜島

住民とスクラム組んで頑張ります!!

 2日、姫路市役所で住民の皆さんも交えて調査活動。

 ①14日に兵庫県都市計画道路審議会に議案として提案される都市計画道路(夢前川左岸線)、(城北線)等の変更について聞き取り②御着駅北側の浸水対策について③西御着の産廃処分場施設について④播磨空港計画予定地跡で計画されている170haにも及ぶ超巨大太陽光パネル設置計画について等々・・

 ①については、都市計画道路の変更にあたっては住民説明会が義務づけられている。住民説明会の参加者数や住民から出された意見を資料請求。②については、担当課から下水管の図面を見せて頂きました。御着駅北側は時間雨量49mm以上の降雨があった場合には排水能力に欠ける地域である事を確認。御着駅北側の姫路市下水道計画では「下水管の径を大きくする」「下水管をバイパス方式にして雨水を分散させる」等の対策・計画はつくられているものの、予算の都合上、施工時期は未定とのこと・・。③については、姫路市に情報公開請求していた事業者への行政指導実績が開示されました。開示された枚数は何と約1300枚・・。姫路市が行政指導している最中であるにもかかわらず、姫路市が変更許可を認めていた事も明らかになりました。④については、広範囲にわたる林地開発によって、治水や土砂崩れ等々の不安が広がっており地元は猛反対とのこと。

 課題は山積ですが、住民の皆さん、市議団としっかりスクラム組んで知恵と力を尽くして住民要求実現のため頑張ります!!

 1300枚にもなる西御着産廃事業者への行政指導文章。

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