月別アーカイブ:2019年12月

住民合意のない危険な太陽光パネル設置はやめよ!

29日、英賀保支部としんぶん赤旗2部拡大。
夜は、村原市議と太陽光パネル問題のご報告のため夢前町へ。年末の忙しいときではありましたが、水利関係や地元の皆さん20人ぐらいが集まって下さいました。
報告要旨
①たとえ地目が公衆用道路であっても底地の所有権が私人であった場合には、事業用ダンプカーなどが通行する場合には土地所有者の許可が必要であること(判例)。
②自然の摂理として、高地から他人の所有する低地へ雨水が流れ出することは認められているが、排水路や工作物を設置して隣地へ流すことは認められない(民法)。…
③排水路を設置し雨水を流す場合、末端の公共用水路に到達するまでの土地所有者及び利害関係者の同意が必要であること。などを報告。
引き続き住民の皆さんと力合わせて頑張ります!

河川整備計画の抜本的見直しを

 24日、中播磨管内の市町長・議長・県会議員ら出席懇のもと知事ら県幹部への要望懇談会が開催。私からは改めて防災対策の充実を知事に求めました

入江要望要旨
 12月、兵庫県は県内の国や県が管理している河川685本の内6河川を抽出してシュミレーションした結果、現行の河川整備計画が予定通り終わったとしても台風19号と同程度の大雨が流域に降った場合、市川・千種川・武庫川でかなりの部分で氾濫する恐れがあると公表。
 さらに県は8月末に「千年に一度」の大雨を想定した浸水想定区域を公表しています。これまでの「百年に一度」の大雨を想定した浸水想定区域から、市川水系で1.7倍、夢前川水系で3.7倍も浸水想定区域が拡大するとしています。英賀保駅周辺でも1.8mの浸水が想定されています。しかし「千年に一度」の大雨対策はハード対策(河床掘削・河川拡幅)ではなく、ソフト対策(避難行動対策)に留まっています。…
 現行の河川整備計画への信頼と期待が揺らいでいる。河川整備計画の大幅な見直しが必要ではないか?

知事答弁要旨
 国土強靭化3カ年計画の延長や、国の補正予算なども活用し河川整備計画を前倒しで進めたい。

 災害が従来と異なる様相になる下で、防災・減災、被災者支援の仕組みもこれまでの枠を超えた見直しが必要です。

 

兵庫県警察 住民合意ないまま、佐用・養父・豊岡警察署などの統合再編計画をパブコメへ 

 兵庫県警察は、統合再編の対象となっている佐用警察署、養父警察署などが設置されている住民らの合意のないまま強引にパブリックコメントを開始しました。記事にもある通り、佐用町連合自治会は「佐用署の存続を求める署名」を人口の6割を上回る1万412人分集め13日に警察本部長に提出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この間、警察署などの統合再編を議論してきた第三者機関である「在り方懇話会」の委員からは「警察署の再編は、住民の「説得」ではなく「納得」というキーワードに向ける意識改革が必要である」等々、統合再編に危惧する声が多く挙がっていました。

 10月議会の日本共産党県議団の一般質問に対し警察本部長は「関係自治体等に丁寧に説明することで理解を深めていただきつつ、地元の意見や要望を踏まえた再編整備の計画案をとりまとめてまいります」と、答弁していますが、理解も納得もないまま、ほぼ当初の計画通りの案で強引にパブコメを開始しました。

  兵庫県警察パブリックコメント  ←意見募集期間は12月12日~1月10日までです。どんどん意見を届けましょう!