平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
28日、県立歴史博物館(姫路)で開催されている「人間国宝 桂米朝とその時代」の開会式に来賓としてご招待して頂きました。
オープニングのテープカット。左が長男で落語家の桂米團治さん。
米朝さんは中国関東州生まれ、姫路市の城東小学校、姫路中学(現姫路西高校)を卒業し、戦後は飾磨市役所の公務員だった時代もあったそうです。姫路には大変ゆかりのある人です。
米朝さんには3人の子どもがおり、長男は落語家の桂米團治さん、次男は教員、三男は歴史博物館に勤務する県職員です。開会式の後、三男の県職員の方が、1時間程度じっくり時間をかけ展示物の解説をして下さいました。解説の中で米朝さんの功績の一つとして「寄席という少ない座席でのこれまでの落語から、労音の皆さんとの協力で大舞台での落語をはじめるようになった。これも米朝の大きな功績の一つです」と。特別展は3月20日(月・祝)まで。是非皆さん足をお運び下さい。
トランプ米新大統領の就任にあたって
2017年1月21日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
一、トランプ米国新大統領は、就任演説で、「この瞬間から『米国第一』となる」とのべ、「貿易、税金、移民、外交」などのすべてでこの立場を貫くと宣言した。
世界最大の超大国であるアメリカのリーダーが、あらゆる問題で、「米国第一」と宣言することは、「すべての加盟国の主権平等の原則に基礎」をおく国連憲章の精神にも背いて、世界各国に米国政府の立場を強要する、いっそうあからさまな覇権主義的政策を強めるのではないかという、深い危惧をもたざるをえない。
一、日米関係についていえば、トランプ大統領が、日本に対する軍事的・財政的負担の強化を求めてくる可能性がある。経済関係でも、トランプ大統領は、「TPP協定からの離脱」を宣言したが、今後、日米の2国間交渉をつうじて、米国とその多国籍企業の利益を第一におき、日本にいっそうの譲歩を迫ってくる危険がある。
一、安倍首相は、トランプ大統領の就任前から米国に駆けつけて「日米同盟」強化を誓約し、就任にあたっては、さっそく「揺るぎない同盟の絆を一層、強化していきたい」との祝辞を送った。
「米国第一」を掲げるトランプ政権に対して、日本政府が、これまでのような「日米同盟絶対」という硬直した思考を続けるなら、いよいよ対応ができなくなるだろう。
異常なアメリカ追随外交を根本から見直し、対等・平等・友好の日米関係に切り替えることが、これまでにまして切実な課題となっていることを、強調したい。
県政報告「じょうかまち」2月号ができました。県政報告「じょうかまち」では、現在兵庫県が進めている県立姫路循環器病センターと製鐵記念広畑病院の統合再編問題について、製鉄記念広畑病院閉院後、同病院が姫路市南西部地域で担ってきた医療機能の確保を県の責任において具体的に示さない限り、日本共産党議員団としてこの計画に賛成できないこと。また、新県立病院が、公立病院の本来の役割である救命救急、災害、へき地医療など民間では担えない不採算部門、民間では限界のある高度・先進医療を住民に提供し、地域医療と救急医療の拠点となるよう疑問点・問題点を指摘し、現時点での日本共産党議員団としての見解をまとめました。ぜひご覧下さい。
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農業協同組合新聞に掲載されたコラム「隠れ共産党宣言」が反響を呼んでいます。コラムを執筆した岡山大学大学院小松泰信教授に「しんぶん赤旗」がインタビューしました。
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