25日、高教組の皆さんらと、姫路市議団が懇談。私も同席させて頂きました。
兵庫県教育委員会は3月17日、①生徒数の減少に伴い学級数が減少すること②1学年平均約5.3学級になり、125校中52校は望ましい規模(1学年6~8学級)を満たしていないこと③教職員が減少して、魅力・特色を維持することが困難になっている地域や学校が生じていること。などを理由に、県内の125校ある全日制県立高校の28校を対象に13校に再編する方針を発表しました。
中播磨地域(姫路市、市川町、福崎町、神河町)では、2025年までに望ましい規模に満たない7校を→3校に再編し、2028年には2校→1校へ再編する方針を発表しました。(姫路市教委は、これとは別に市立3高等学校を1校へ統廃合する案を発表)
こうした再編案に対し、教職員組合からは「県教委の再編案は1クラス40人学級が前提になっている。40人以下の小人数学級の教育的効果は検証されているが、40人学級を適正規模とする教育的効果は検証されていない。さらにコロナ禍で教室内過密状況が大問題となり、過密状態解消するためにも少人数学級が求められている。また、教職員減少の要因は多忙化によって教員目指す学生が減少していることにもある。40人学級前提の県立高校統廃合案は中止し、少人数学級実現し一人ひとりの子どもが大切にされる教育こそ生徒にも教員にも求められている」
地域住民や保護者からは「平成27年度に通学区域が再編されて16学区から現行の5学区へと拡大された。学区拡大によって通学時間が伸びて部活動を辞めた」「通学定期代が半年で24万円も掛かっている。これ以上学校減らさないで」「地域の核である学校なくなればますます過疎化が進んでしまう」等々、県立高校の再編中止を求める声が多く寄せられました。
生徒や保護者、地域住民・教員らと力合わせ学校再編でなく少人数学級実現し、一人ひとりの子ども達が大切にされ、地域コミュニティの拠点である高等学校守るため頑張ります!