平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
沖縄新基地建設問題を巡っては、沖縄県知事選に続き、昨年の衆議院選挙でも新基地建設推進を掲げた自民候補者が全員落選し、新基地建設反対を掲げた「オール沖縄」候補が沖縄全4選挙区で全勝しました。しかし、それにも関わらず、安倍政権は民意を無視し強引に新基地建設準備を着々と進めています。そんな中、防衛局による重大な条例違反の疑いが発覚し、翁長雄志知事が対抗措置を発令しました。日本政府とアメリカという巨大な権力が相手ですが、圧倒的民意を選挙で得た翁長知事には心底頑張って頂きたいと思う気持ちでいっぱいです。つい先ほど終わったNHKニュース9ではこの問題については一切報道せず・・。以下は沖縄琉球新報より
翁長雄志知事は16日夕、県庁で記者団に対し、米軍普天間飛行場の移設計画に伴い沖縄防衛局が名護市辺野古沿岸部の海底に設置している大型のコンクリートブロックがサンゴ礁などを傷つけている問題で、防衛局に設置作業の停止と既に設置したブロックを移動しないよう同日指示したことを明らかにした。
県が昨年8月に岩礁破砕の許可を出した区域の外にブロックを投下している可能性が高いとして「指示に従わない場合は許可を取り消すことがある」と述べた。辺野古の新基地建設をめぐり、翁長知事が知事権限を行使したのは昨年12月の就任以降初めてとなる。
翁長知事が防衛局へ出した指示書
岩礁破砕許可区域外に投入されたとされるコンクリートブロックがサンゴなどを傷つけている
許可区域と区域外の境界線図
杉本ちさと県議ブログより
2月7日、赤穂市ハーモニーホールで「福浦地区産業廃棄物最終処分場建設反対 赤穂市民の会」の総会、決起集会が行われ、市民400人の参加で「産廃絶対阻止」で団結して頑張ろうと熱気あふれる集会になりました。掲載の写真は、神戸新聞と赤穂民報から転載しました。 決起集会には、多くの市民とともに、赤穂市長や市議会議長をはじめ上郡の町長と議長、備前市の市長と議長も参加し、建設反対で連帯することも表明されました。 赤穂の海の豊かな環境が壊されてしまう恐れがあるのではないかと、赤穂の環境を守る会が結成され、杉本ちさと県議は日本共産党赤穂市議団や住民のみなさんとともに産廃建設反対の運動に取り組み、県議会でも様々な機会に住民の声を届け、県や事業者の姿勢を追及し、多くの住民の声を聞き入れるよう求めてきました。 一昨年の10月にはじめてこの事業計画を市民にしらされて以来、住民運動は大きく広がり、多数の市民の世論になりました。 西播磨県民局は専門家会議を設置して、検討がされてきましたが、事業計画に対する住民の意見書に対して、1年3か月にもなろうとしているにもかかわらず事業者からの見解書が出されず、専門家会議は見解書が提出されるまで延期すると決定しています。 県は多くの市民の産廃処分場建設反対の声を真摯に受け止め、事業計画を認めないことを強く求めます。
13日、平成27年度姫路市予算大綱説明会が姫路市役所で開催されました。若い父母らの切実な要求であった中学3年生までの子ども医療費無料化(通院・入院共に0~2歳は所得制限なし、3歳~中3までは所得制限有)が予算案として計上され、3月議会で可決・成立する見通しです。成立すれば今年7月から実施されます。
日本共産党は8年前のいっせい地方選挙で「中学3年生までの子ども医療費無料化」を公約として掲げ、全国各地で住民の皆さんと共に粘り強く運動を進めてきました。4年前には全国で2割程度の自治体でしか「中学3年生までの子ども医療費無料化」は実施されていませんでしたが、今では全国6割の自治体で実施しています。昨年、姫路市では若い父母らが「中3までの子ども医療費無料化」を求める署名を集め、請願書と共に姫路市議会に提出しました。これまでは、子ども医療費無料化に否定的であった姫路市議会も、若い父母らの切実な声や全国的な流れに抗しきれず昨年は全会派一致で請願書を採択し、その結果今回の予算化(現時点では案)となりました。住民運動と日本共産党との一致点での共同の力が市政を動かしました。引き続き、福祉、暮らしが大切にされる県政・市政へと住民の皆さんと力を合わせて頑張ります。
昨年夏。姫路みゆき通りを「姫路市でも中学3年生までの子ども医療費無料化を」と若い父母らとパレード。
いっせい地方選挙勝利を目指す大演説会・入江じろう事務所開きが行われます。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
●入江じろう事務所開き
とき ・3月1日(日)10時
ところ・日本共産党西播地区委員会 姫路市本町201
●大演説会
とき ・3月7日(土)18時30分~
ところ・姫路市民会館 大ホール
弁士・参議院議員 田村智子
・いっせい地方選挙予定候補者
13日に開催される平成27年度姫路市予算大綱説明会で子ども医療費助成制度の拡充幅が発表される見込みです。昨年は、若い父母らがわずか2ヶ月の間で中学3年生までの子ども医療費無料化を求める署名1万4千筆を集め、それと併せて請願書も姫路市議会に提出しました。これまでは、子ども医療費無料化に前向きでなかった姫路市議会も住民の声と運動に押され昨年の議会では全会派一致で請願を採択しました。すでに兵庫県内では41市町の内24市町で中学3年生までの子ども医療費無料化(入院・通院)を実施しています。近隣他都市で中学3年生までの子ども医療費無料化が広がる中、「姫路市でも子ども医療費無料化を」というのが若い父母らの切実な要求です。
中学3年生までの子ども医療費無料化への全国的な流れ