平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
22日、共産党議員団主催による予算要望懇談会が開催されました。医療・介護・業者・労働・年金者など団体・個人の方が参加され、多くのご意見・ご要望が出されました。参加できない方からは文章での要望も数多く出されました。共産党議員団は、毎年この時期に予算要望懇談会を開催し、市民の皆様の県・市政へのご意見・ご要望をお伺いしています。集約したご意見は、年内には各局、年明け早々には市長らへ届け来年度施策へ反映するようヒアリングを行います。市民から出されたご意見・ご要望は党議員団の1年間の活動指針のようなものであり議会論戦・市民運動と連携し市民要求実現のため全力を尽くします。昨年は約230項目もの要望を市当局に求めました。
右から村原もりやす氏、森ゆき子、谷川まゆみ各市議、杉本ちさと県議、大脇和代市議、私、苦瓜かずしげ氏。
夏休み。北アルプス最深部にある「日本最後の秘境」と言われる雲ノ平を目指し、富山側折立登山口を起点に、太郎平~薬師沢~雲ノ平~三俣蓮華岳~黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平~折立登山口ルートで縦走しました。通常3泊4日のコースですが、少し無理をして2泊3日で縦走しました。
1日目。早朝から雨、折立登山口標高1350mから太朗平小屋2372mまで標準コースタイム5時間を延々と登ります。
10時30分太朗平小屋到着
太郎平小屋で昼食後、薬師沢小屋へ。太朗平小屋までのせっかく稼いだ標高を一気に沢まで下ります。13時30分薬師沢小屋到着。通常は太郎平小屋か薬師沢小屋で一泊後に雲ノ平を目指すのですが、そのまま雲ノ平へ。
沢まで下った後は、約2時間連続の急登が待っています。まだ続くか・・と言いたくなる様な岩場の連続急登。テント、寝袋等を積んだザックが肩にずっしりと食い込んできます。
16時30分、1日目のテント泊地である雲ノ平に到着。夕方から天気が回復し雲ノ平の見事な風景が広がります。
雲ノ平山荘。
水晶岳。雲ノ平より
2日目に登頂を目指す三俣蓮華岳。雲ノ平より
3日目に目指す、黒部五郎岳。雲ノ平より
2日目、雲ノ平テント地を7時30分出発、祖父岳を左手に巻くと目指す三俣蓮華岳が正面に見えてきます。奥には貫禄たっぷりの槍ヶ岳。
ここでも黒部川源流まで、一気に標高を下げます。
黒部川源流から三俣蓮華岳を目指します。
黒部川源流から急坂を登ると三俣山荘に到着。後方は鷲羽岳。
三俣蓮華岳到着、天気が良かったのはこの辺りまでで、じわじわと雲とガスが広がり始め天候は下りへ
双六岳、槍ヶ岳方面はガスが広がります。
15時30分、2日目のテント地黒部五郎小屋に到着、後ろは翌日に登頂を目指す黒部五郎岳。
3日目5時30分黒部五郎小屋出発。黒部五郎カールは1年中残雪が残り多様な高山植物の群生地にもなっています。
7時30分黒部五郎岳山頂。晴れていれば大展望が広がるのですがガスで視界ゼロ・・
次のピーク北ノ俣岳を目指します。
振り返るとガスにすっかり覆われている黒部五郎岳
北ノ俣岳山頂では大雨、ここも視界ゼロ・・。
11時30分、縦走コースの基点地でる太郎平小屋に到着。夏場ですがストーブを焚いています。
写真下は黒部五郎小屋で作ってもらったお弁当1800円也・・ちなみに夕食は2600円。荷物を少しでも軽くするため食料は非常食のみを携行し、食事は全て山小屋で。ただし何でも高い・・缶ビールも350ml缶が1本800円也・・。山小屋への物資輸送全てヘリで行われるため値段が高騰します。
折立登山口16時到着。1日目9時間、2日目7時間、3日目は11時間を歩きました。晴天は1日のみで途中雨にも見舞われながらの山行でしたが、十分満足する山行でした。ありきたりですが、山頂に立った時の達成感と、遥か遠くに見える峰でも進路が正確であり、苦しいけれども1歩1歩を重ねれば必ず頂に立つことができるというのが山登りの醍醐味です。またいい山を見つけて登りたいと思います。
記念バッジ
昨日の台風11号によって、市内でも数十件の床下浸水が報告されています。被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。被害状況によっては、姫路市から幾分かの支援を受けられる場合が有りますので問い合わせをして下さい。下記参照
6日午前、姫路市民会館で西播磨市長会創立30周年記念講演会が行われました。講演タイトルは「人口減少社会における姫路市発の地方中枢都市への期待」と題して、元総務大臣の増田寛也氏がお話されました。地方中枢拠点都市とは、都市中心部の魅力を高め人口流出を抑え、同時に姫路市周辺の8市8町が連携し都市機能や居住機能を都市の中心部等に誘導し、公共交通ネットワークを再構築する事によって中心部以外の人も中心部に集積された都市機能を利用できるようにするというものです。
人口減少社会が本格的にはじまり、播磨8市8町でも、このままの出生率でいけば2040年には現在の人口132万人から103万人へ、姫路市でも53万人から44万人へと大幅に人口が減少する事が推測されています。今後、地方中枢拠点都市圏域では、公共施設等が老朽化を迎える中、人口が減少する小規模都市の公共施設等を都市の中心部に集約する事なども提案される模様です。国が年内にも地方中枢拠点都市構想への長期ビジョンや概要整備を発表します。私個人の感想として、国の概要整備などが具体的に示されない現時点で、どのように考えていいのかわからないというのが率直な感想です。
夕方は毎月6日に姫路駅前で行われてる「戦争する国づくりを許すな」姫路共同行動に参加しました。ビラ配布中に高齢の女性がビラを取りに来られ「戦争は絶対にあかん。戦争で私の青春は無茶苦茶にされたわ・・。頑張ってね」と。7月1日に集団的自衛権行使容認は閣議決定されましたが、自衛隊が海外で武力行使をするには十数本の具体的法整備が必要です。安倍自公政権は来年のいっせい地方選挙後に法整備の国会議論を始めるとしています。自民・公明はいっせい地方選挙では集団的自衛権行使容認を隠して選挙をするという事です。卑怯なことです・・。いずれにしても、「戦争する国づくりを許すな」「閣議決定撤回」を求める共同行動は息の長い運動になります。今日は宣伝行動の後、今後の運動方針などの話し合いの場が持たれました。引き続き共同行動の輪を大きく広げ平和憲法を守り生かすため力を尽くします。
27日、子ども医療費無料化を求めるパレードが姫路大手前公園から姫路駅まで行われました。7月7日に続いて2回目のパレードです。ご存知の通り、兵庫県内41市町の内、24市町で中学3年生までの子ども医療費無料化を市町独自の予算で行っています(所得制限有)。非正規雇用が若い子育て世代に広がる中、就学援助率、子ども貧困率は過去最高となっており、親の経済的事情によって子ども達が必要な医療を受けられない状況が広がっています。このような状況のもと市町独自予算で中学3年生までの子ども医療費無料化を実施する自治体が広がっています。西播地域の自治体で見ると平成24年度決算で、一般会計に占める子ども医療費助成率は、相生市では0.52%、たつの市0.6%、赤穂市0・6%、福崎町0.65%を支出し中学3年生までの子ども医療費無料化を実施しています。残念ながら姫路市では0.11%しか支出しておらず医療費無料化は入院のみに留まっています。子育て世代で貧困が広がる中、親の経済的事情で子ども達が必要な医療を受ける事ができないという事があってはなりません。「姫路市でも近隣市町並みに子ども医療費無料化を」と、子育て世代の声が広がっています。
みゆき通りをパレード。子どもが手にする子供用の小さい垂れ幕が通行者の笑いを誘います・・
署名も集めて姫路市へ提出します。