平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
衆議院選挙が終わりました。日本共産党は現有9議席から8議席へと1議席減らす結果となりました。ご支援、激励を頂いた後援会員、支持者の皆さんのご期待に応え切れなかった事に対しお詫び申し上げます。私達が選挙中に訴えた、消費税、原発、経済対策、憲法、TPP、領土問題などの政策提言は国民の皆さんの利益を反映したものだと思っています。私達が選挙中に訴えた政策が国民の利益、声を反映したものであるならば、紆余曲折はあるものの今後必ず生きると確信しています。私達の政策提言を十分に説得力を持って有権者の皆さんに伝えきれなかった事はまさに私達の責任です。選挙で負けることは本当に悔しいです。日本共産党の自力をつけるため1から出直しです。明日あたり党中央の選挙結果にたいする見解が出され、本格的な総括は全党の現場の声を中央に集め次回中央委員会総会で正式に出されると思います。
選挙中は、訪問先、街頭、電話等々で多くの方と政策の違いをぶつけ合い議論もしました。選挙が終われば再び個々の政策や立場の違いを超えた、直面する課題での一点共闘を模索し、広げていきたいと思います。
公職選挙法上、お礼は禁止となっているようなので決意と報告という事にさせて頂きます。
8日(土)。この日は、1日中事務所にこもって電話かけ。いつの間にか僕の携帯電話登録者は845人にもなっていました。久しぶりに電話をした友人とは長話になったりしてなかなか進みません・・・。ただ、嬉しい反応も。最近お知り合いになった30代の女性が「毎日新聞がネットでしている政党選択コーナーで、TPP、原発、徴兵制などの20項目以上の中から項目を選択して、最後にたどり着いたのが共産党でした。私の考えと共産党はぴったり」と電話で言って下さいました。電話かけは本当に疲れる活動ですが、嬉しい反応が返ってくると急に元気が出てくるものです。共産党の政策をもっともっと多くの人に届けたいです。
夜は山電姫路駅前で共産党青年支部とビラを配りながらシール投票。若い人達の圧倒的多数が脱原発、雇用は正規が当たり前の社会を望んでいることが対話をしながらもひしひしと伝わってきます。
9(日)
11区の「彼女」とみゆき通りをモモタロー宣伝。みゆき通り商店街の交差点毎にハンドマイクで訴えました。(公職選挙法上、文面と写真に違和感がありますがお許し下さい・・)
選挙戦中盤から随分とビラの受け取りがよくなり、反応が変わってきているのを感じます。マスコミは有権者の6割が未だ投票先を決めていないのに「○○党単独過半数の勢い」などと報じています。まだまだこれから情勢は変わります。共産党の政策を多くの皆さんに届けていきたいと思います。
6日から姫路市議会一般質問が始まります。私の質問日時は10日(月)午後1時からの予定です。前の質問者の質疑が早く終われば、午前中になる可能性もあります。「姫路市産廃行政について」3点にわたり質疑をします。たくさんの方の傍聴をお待ちしています。
今日は告示前最後の日曜日、それぞれマイクを握る手に力が入ります。私も午前中は12区竹内さんと夢前町へ、午後からは広畑、夕方は11区白髪さんと姫路フォーラス前で宣伝車から訴えました。
夢前町で12区 竹内のりあきさん
写真下は1台300万円のトラクターとのこと・・・「田畑を耕しても耕しても赤字、赤字は覚悟の上で先祖からの土地を守るためにトラクターを購入した」と農家の方は語ります。TPPに参加すれば、日本農業は壊滅的な打撃を受けます。現在、日本の食糧自給率は39%ですが、TPPに参加すれば13%にまで低下すると政府は試算しています。農業規模拡大で海外との競争に勝てると政府はいいますが、農家1戸あたりの耕作地はオーストラリアが日本の1400倍、アメリカは100倍と規模拡大で競える様な次元ではありません。地球温暖化からくる世界的食料不足、穀物価格も高騰しています。21世紀はお金さえ払えば食物が手に入る時代ではありません。先進国の多くが食料自給率を100%前後で維持する努力をしている中、日本のTPP参加は自国民の食料主権を放棄する様な物です。「交渉には参加するけども。守るべきものは、守る」と、民主や維新などは言います。しかし、TPPは「例外なき関税徹廃」が大原則です。最近メキシコやカナダが参加していますが、この原則を丸のみする事が条件になっています。TPPで「守るべきものは守る」というのは絶対にありえません。農業だけではなく、医療や雇用の「非関税障壁」も徹廃されます。日本共産党は、TPP問題で日本医師会やJA全中など従来の保守の皆さんとも協力してTPP反対の運動を進めてきました。新しい国会では、これまでの一点共闘を大事にして政治を前に進めていく事を表明しています。
1台300万円のトラクター
お昼は広畑で街宣。
夕方からは11区白髪みどりさんと、若い人達で賑わう姫路フォーラス前で
綺麗な夕焼けだったので一枚写真を撮りました。私の住んでる英賀保の街です。中央を流れているのは夢前川。夢前川が大きく東側に向きを変えているのは、戦前か戦時中だったかに、当時の富士鉄、現在の新日鉄が建設されるため河川の流れを変えたとか。。先輩に聞きました。当時は「鉄は国家なり」という時代でした。姫路市は、南部には日本でも有数の重工業地帯、北部は田園地帯が広がる日本の縮図のような街です。都市と自然が共存する街づくりが大きな課題です。
①今朝は、白髪みどりさんと市役所前宣伝からスタート。
宣伝後、右から杉本県議、白髪さん、谷川、入江両市議
維新の会を先頭に公務員攻撃が盛んに行なわれています。姫路市でも行政改革の名のもと公務員削減、給料の引き下げ、公務労働の民間委託、非正規化が急速に進められています。
平成17年度から平成21年度までの行政改革によって、姫路市職員数は300名削減されました。26年度末までにさらに100名の削減を計画しています。職員を削減した分の業務は、民間委託、非正規化、職員の過重負担へと転化されています。姫路市職員の3~4分の1は非正規職員となり、その時間給は県下自治体でも最低の700円台。窓口で市民に接している大半は非正規職員です。幼稚園や保育所にいたっては半数以上が非正規で6ヶ月ごとの契約更新を繰り返しています。市役所で働く非正規職員は地公法の制約があるため民間でのアルバイトも許されていません。自治体ワーキングプアーといわれる所以です。役所が率先してワーキングプアを作り出しています。職員給与も、この6年間で平均年収が680万円から614万円へと約10%、66万円減少しています。公務員の給与同行は民間にならう事になっていますが、地域の中小企業などは公務員の賃金動向も参考にしています。民間と公務労働者の賃金引下げの悪循環です。
職員給与の引き下げ、人員の削減は、職員のモチベーションにも大きな影響を与えています。行革前の平成16年度と行革後の平成22年度を比較すると、年間総残業時間は約41万時間から52万時間へと約2割ふえています。増加した残業代は、削減した300人分の賃金額相当額とほぼ同額です。
メンタルが原因による職員の休職者数も行革前には7人だったものが、行革後には24人と3倍以上にもなっています。
また、この5年間、職員による不祥事も多発しました。
不祥事の要因は、個人の資質によるものもありましたが、職員が抱えている悩みやトラブルを上司や同僚に相談することができず、結果的に不祥事に至ったというケースも報告されており、人員削減による業務の多忙化が職員間のコミュニケーションを希薄化させ、職員同士の信頼関係構築にも大きな支障を来しているように思います。
この5年間の人員削減は、職員にとっては過剰な負担となっており、その上に連続した給与削減では、職員のモチベーションにも大きな支障を来すことになります。このような状態で心のかよった住民奉仕の仕事ができるようには思えません。
公務員vs市民という関係をことさら演出する政治では本当の地方自治は築かれません。 国民の悪政に対する批判を公務員攻撃に転化しているようにしか私には見えません。悪政の大元は財界、アメリカいいなりの政治にあることを強く訴えていきます。
②姫路市産廃行政について
28日から姫路市議会が開会されました。今日は本会議質問の通告締切日。以下の項目で質問します。画面をクリックすると文字が大きくなります。
質問日は9日か12日になると思います。①でも述べましたが、職員不足は産廃処分場検査にも支障を来たしています。産廃処分場の監督行政が十分に果たされているのか等、質していきます。質問日時決まり次第、ブログ上でもお知らせします。