月別アーカイブ:2015年7月

災害にあわれたら

 台風11号による影響によって県内各地で避難指示・勧告が出され、姫路市内でも避難準備情報が数万人を対象に出ています。雨は明け方まで続く模様です。ネット、ラジオ等から流れる自治体からの情報を注意深く聞いて適切な行動をお願いします。市内でも床下浸水、けがをされた方の情報が寄せられています。
 災害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。災害にあわれ方は、以下の姫路市担当窓口にご連絡を。
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衆院特別委員会 戦争法案を強行採決

 15日、戦争法案(安保関連法案)を審議している衆議院特別委員会は、自民党・公明党による数の力で戦争法案を強行採決しました。世論調査では国民の約8割が説明不足と答え、6割から7割が反対を表明しています。権力を縛る立憲主義だけでなく、国民主権をも蹂躙する安倍自公政権の暴挙は断じて認められるものではありません。戦争法案反対の声をさらに強く大きく広げ、衆議院本会議、参議院での否決によって戦争法案を廃案に追い込むための、さらなる大きな運動を呼びかけます。

 今朝は英賀保駅宣伝からスタート、その後、広畑・英賀保地域で街頭宣伝車から強行採決への抗議と戦争法案の廃案を訴えました。夕方は姫路駅ピオレ前で総勢100名を超える市民が集い、弁護士、労働者、青年、議員らそれぞれの立場から強行採決への怒りと引き続く戦争法案廃案への大きな運動が呼び掛けられました。

 戦争法案の廃案を訴える吉田竜一弁護士。姫路駅ピオレ前を思い思いのプラカード掲げた市民らで埋め尽くしました。通行人からは「すごい人・・」との声も。

 とりわけ、若者達の間で、戦争法案に対する関心が大きく広がっている事をこの間の運動を通じて感じます。今日もたくさんの学生さん達がビラを受け取ってくれたり署名にも協力してくれました。

 特別委員会で戦争法案は強行採決されましたが、明日の本会議、参議院での審議を通じて必ず廃案へ。さらに法案が成立したとしても違憲立法の廃止を求める訴訟が今後続発する事が予想されています。また、来年夏の参院選挙では立憲主義、国民主権を蹂躙した安倍自公政権に厳しい審判を下さなければなりません。戦いはまだまだこれからです。

戦争法案強行採決阻止 姫路全力行動

本日15日、17時30分より、姫路駅ピオレ前で「戦争法案強行採決阻止・姫路全力行動」が行われます。一人でも多くの皆さんのご参加を。

国民平和大行進 戦争法案反対!!

 東京から広島までを、たすきリレーによって「核兵器廃絶」「戦争法案反対」を訴えながら歩く国民平和大行進が昨日から姫路に入りました。私は飾磨から広畑間を歩きました。

森ゆき子、苦瓜かずしげ両市議も参加しました。

 安倍政権は、戦争法案(安保関連法案)について審議が尽くされたとして明日15日に衆議院特別委員会で強行採決する姿勢ですが、本日付神戸新聞世論調査でもある様に8割が説明不足67%が反対と答えています。いくら審議を重ねても国民の理解は深まっておらず、憲法違反であることにも変わりはありません。明日の強行採決など到底認められるものではありません。

 明日15日、17時30分から姫路駅ピオレ前でも「戦争法案反対」のアピール行動が行われます。多くの参加者で姫路からも「戦争法案反対」「憲法9条守れ」の声を強く大きく広げましょう。

赤穂産廃問題・福浦産廃計画地を視察

 10日、備前市会議員でもあり、日生漁協組合員でもある川崎輝通議員のご案内で、赤穂市福浦産廃最終処分場計画予定地(管理型300万㎥)を漁船に乗って沖合から視察。計画地沖合は、千種川から流れ出る栄養分をたっぷり含んだ海域で、牡蠣シーズンには400台を超える牡蠣筏が沖合を埋め尽くす絶好の漁場だそうです。日生漁協は岡山県最大の漁業協同組合で準組合員を含めると200人近くにもなり、処分場計画地沖合は多くの漁業者、観光業者の生業の場となっている海域です。

日生漁港

日生で獲れた新鮮な海鮮類

海上から見た福浦産廃処分場計画地

内海に停泊中の牡蠣筏は、台風シーズンが終わると一斉に処分場計画地周辺の沖合に出されます。

 福浦産廃処分場計画地は採石場跡地に計画されています。国土問題研究会の調査によると「採石場内湧き水は、採石場外周辺の河川や地下水より突出してEC値(電気伝導率)が高く」、その理由として「採石場内外を縦横に横断している断層破砕帯を進出経路として海水の入り込みによる水質特性」と判断しています。さらに「温泉地の湧出口で見られる「バイオマット」の繁殖も確認され、熱水変質の存在も明らかになっている(熱水変質の存在する場所は不適。と、産廃指針では指摘されている)」。つまり「電気伝導率の高い湧き水が熱水変質部を通過し、さらにそこにバイオマットが存在する事を考慮すれば遮水シートが一部であっても地下で化学的・生物学的作用に常時さらされることとなり遮水シートがどこまで安定性を保つ事ができるか疑わざるを得ない」とし、その他にも幾つかの問題点を指摘した上で「産廃処分場の計画地として当該地は不適格である事は明白である」と、結論づけています。

 事業者は前述にある国土問題研究会をはじめ、住民から提出された意見書に対し、現在に至るまで約2年間も見解書を提出する事ができない状態になっています。瀬戸内の豊かな海は多くの漁業者、観光業者の生業の場でもあり、県内外の多くの住民の食を支えています。不適格な計画地での産廃処分場建設は認められません。

 今日の視察には赤穂市議の小林、川本両市議と「赤穂の環境を守る会」の皆さんも参加しました。

夢前産廃計画・北部農山村地域活性化構想の委員公募

 夢前町での産廃処分場施設設置計画について、今年1月に姫路市長が「計画地を買い取る」と発言。その後、市長公室長が「本年度に作成する姫路市北部農山村地域活性化構想を実現する拠点として候補地の一つになると考えられることから土地の取得を見据えて準備を進めている。同構想の策定委員会の立ち上げに向けて取組を進めているところ。具体的な整備内容等の方向性が決まれば住民説明会を行う」と、6月議会で答弁した事はこれまで当ブログでもご紹介してきました。

 本日9日、姫路市産業局農政総務課に確認したところ、策定委員会の構成委員は、学識経験者(大学教授)、地域代表者(連合自治会長)、地域農業者、JA、経済界代表、公募委員等の計15名程度を予定。第1回目の検討会は10月上旬頃を予定しており計4回の検討会の議論を経て来年7月頃に構想決定というのがスケジュール案の様です。(あくまでも案であり決定されたものではありません。)

 公募市民枠は2名あります。とりわけ夢前産廃反対運動で大きな役割を果たした住民の皆さんの積極的な応募をご期待します。住民の皆さんの思いを北部構想に反映してください。応募期限は7月31日です。応募方法、問い合わせ先は以下の通り。

姫路市北部農山村地域活性化構想策定検討会の委員

応募資格

市内在住か在勤、在学で、平成27年4月1日現在20歳以上の人

(市の附属機関などの委員である人を除く)]

募集人数

2名

内容

平日の昼間に任期中4回程度開催する会議で、姫路市北部農山村地域の活性化について意見を述べていただきます。※ 北部農山村地域とは夢前町や安富町などの地域を指します。

 謝礼

市の規定により支払い

 選考方法

書類審査と面接

応募方法

氏名、性別、生年月日(年齢)、住所、電話番号、ファクス、メールアドレス、職業、応募の動機と「姫路市北部農山村地域の活性化方策についての提案」(800字程度)を書いて郵便、ファクス、メールにて提出。

応募期限

平成27年7月31日(金)当日必着

 応募方法

氏名、性別、生年月日(年齢)、住所、電話番号、ファクス、メールアドレス、職業、応募の動機と「姫路市北部農山村地域の活性化方策についての提案」(800字程度)を書いて郵便、ファクス、メールにて堤出。

 応募・問い合わせ先

農政総務課

〒670-8501 兵庫県姫路市安田四丁目1番地  

電話 079-221-2496(直通)、ファックス 079-221-2473

E-mail nouseikikaku@city.himeji.hyogo.jp

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